この記事では、「珍島犬」と「柴犬」の違いについて紹介します。
珍島犬とは?
珍島犬とは韓国原産の犬種で、韓国語では、「チンドケ」とか「チンドッケ」と呼ばれています。
名前の由来は、朝鮮半島には西南端付近にある珍島という島です。
そこに生息していた犬が珍島犬の祖先とされます。
狩猟犬であったともいわれていますが、よく分かってはいません。
見た目は柴犬によく似ています。
毛色には、ホワイトやグレー、ブラック&タン、ブリンドル、フォーン等があります。
珍島犬は数が少なく、韓国では天然記念物に指定されています。
そのため日本で飼うのは難しいといえるでしょう。
柴犬とは?
柴犬は日本原産の犬種で、昔から全国各地で飼われていました。
天然記念物にも指定されている日本犬の一種です。
日本犬には柴犬以外にも、北海道犬や秋田犬、甲斐犬、紀州犬、四国犬、土佐犬等があります。
その中でも柴犬はペットとして人気が高く、日本犬のうちの8割が柴犬です。
海外でも人気の高い犬種で、ペットとして飼われていることもあります。
巻いているしっぽが特徴で、飼い主にはとても忠実です。
小型の柴犬を選んで繁殖させたものを豆柴と呼ぶこともありますが、健全な発育を阻害すると主要な登録機関では認定されていません。
珍島犬と柴犬の違い
珍島犬と柴犬は見た目が良く似ていますが、異なる犬種です。
珍島犬は韓国が原産で、柴犬は日本が原産です。
ただし、その起源を辿っていくと珍島犬と柴犬のルーツは同じといわれています。
どちらも飼い主に忠実で、警戒心が強い一面があります。
また、珍島犬も柴犬も中型犬に分類されますが、珍島犬の方が柴犬よりも一回りほど大きいです。
それから珍島犬は韓国では貴重なので、日本で飼うことは難しいでしょう。
まとめ
珍島犬は韓国原産の犬種ですが、柴犬は日本原産の犬種になります。
体の大きさは珍島犬の方が、柴犬よりも一回りほど大きくなっています。