この記事では、「定額貯金」と「定期貯金」の違いを分かりやすく説明していきます。
「定額貯金」とは?
「定額貯金」とは一口いくらと決まった金額を預けて金利を得る郵便貯金です。
定額というように一口は千円や1万円や5万円などの固定額ですが同時に何口か預けられるので、8万円だけ預けたいから1万円を8口など任意の金額を預けられます。
預けたお金は半年間は払い戻しできませんが半年経ったあとはいつでも払い戻し可能です。
最初の数年は預け入れした期間で金利が上がり、それ以降は預けている間の最高金利が預け入れた日に遡って適応されるので、長期的に預けたほうが金利を得やすくなります。
「定期貯金」とは?
「定期貯金」とは預け入れる際に予めどれくらいの期間預けるかを決める形の郵便貯金です。
いつ払い戻しがあるかが決まっているので金融機関としては扱いやすため、「定期貯金」の顧客を増やすために金利は高めに設定されています。
預け入れる期間はどの金融機関でもいくつかの選択肢がありますが契約時に決められた金利が適応されるのは満期の場合のみです。
満期前に払い戻してもらいたい場合は概ね通常金利での払い戻しになります。
「定額貯金」と「定期貯金」の違い
「定額貯金」と「定期貯金」の違いを、分かりやすく解説します。
預ける金額が一口いくらと決められているのが「定額貯金」で、預ける期間が何週間や何ヶ月何年と決められているのが「定期貯金」です。
「定額貯金」は口数を増やすことである程度任意に金額を調整できますが、「定期貯金」ほど自由に預入金額を決められません。
また満期の場合「定額貯金」は預けている期間中最高の金利で払い戻しされますが、「定期貯金」の場合途中で高金利になった期間があっても最初に決めた金利で払い戻されます。
まとめ
預け入れる金額が固定なのか期間が固定なのかが「定額貯金」と「定期貯金」の違いです。
暫く使う予定のないお金をどちらで貯金したほうが得になるかはケースバイケースなので、言葉の意味以上に深く両者を理解して選ぶ必要があります。