「ディプロマ」と「資格」の違いとは?分かりやすく解釈

「ディプロマ」と「資格」の違いとは?専門用語・業界用語

この記事では、「ディプロマ」「資格」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ディプロマ」とは?

「ディプロマ」とは教育機関から発行される卒業証書です。

その教育機関で十分な教育を受けたことを証明するための書類になります。

高校や大学の卒業証書が「ディプロマ」の代表例でしょう。

特に専門学校の「ディプロマ」は分野の技術や知識を身につけている証明として、それが関わる業界への就職に関して有利に働きます。

「ディプロマ」は教育機関の卒業書なので教育機関へ入学しなければ獲得できません。


「資格」とは?

「資格」とは何かをするために必要となる知識や技術を身に着けていることを証明するものです。

定期的に開催されている公的な試験に合格することで得られるものもありますが、「資格」を得るための施設に通い卒業すると「資格」が得られるというものもあります。

そのため専用の学校に通って「資格」を得る人もいますが、独学で知識や技術を身に着けて「資格」を得ている人も多いです。

また一部の「資格」を得るためには専門学校の「ディプロマ」が必要になることもあります。


「ディプロマ」と「資格」の違い

「ディプロマ」「資格」の違いを、分かりやすく解説します。

学校を卒業したことを証明する証書を指すのが「ディプロマ」で、何かをするために必須となる知識や技術を持つ証明が「資格」です。

「ディプロマ」は学校を卒業しなければ得られませんが、「資格」はものによっては独学で得ることもできます。

また「ディプロマ」はより高度な教育機関や「資格」の前提条件になることもありますが、「資格」が入学条件になることは基本的にありません。

まとめ

専門的な学校を卒業しているなら知識も技術も十分身についている事がわかるので「ディプロマ」「資格」のように働くこともあります。

ですが正確にはそれぞれ別物であり実際には「ディプロマ」があっても「資格」がないとしてはいけないことも多いです。

「資格」取得のために「ディプロマ」が必要になることもあるのでどちらも重要ですが、より直接的に知識や技術の証明となるのは「資格」の方でしょう。