「美術館」と「ギャラリー」の違いとは?分かりやすく解釈

「美術館」と「ギャラリー」の違い専門用語・業界用語

絵画が展示されている場所を「美術館」と言いますか、それとも「ギャラリー」と言いますか。

この記事では、「美術館」「ギャラリー」の違いを分かりやすく説明していきます。

「美術館」とは?

美術品を収蔵、展示する施設です。


「ギャラリー」とは?

回廊、長廊下という意味です。

美術品を展示するための部屋や画廊のこと、ゴルフやテニスなどの観客や観客がいる場所のこと、教会や劇場などのホールで壁から突き出た席のことも言います。


「美術館」と「ギャラリー」の違い

「美術館」「ギャラリー」の違いを、分かりやすく解説します。

「美術館」「ギャラリー」は両方とも絵画を鑑賞できる場所という意味では同じですが、入場料金と作品の販売の有無、働いている人に必要とされる資格が違います。

「美術館」は入場料金が必要で作品の販売はありません。

学芸員資格を持っている人が働いています。

「ギャラリー」は入場料金が無料で絵画を販売するところもあり、資格はありませんが美術に関しての知識がある人が働いていてギャラリストと呼ばれています。

「美術館」の例文

「美術館」の例文を紹介していきます。

・『私は美術館のチケットを二枚持っています』
入館料を払わないと美術館には入れませんが身体障害者や子どもは無料になる美術館もあります。

「ギャラリー」ではチケットや料金は要らないため言い換えられません。

「ギャラリー」の例文

「ギャラリー」の例文を紹介していきます。

・『ギャラリーに飾ってある彼の絵が一万円で売れました』
「ギャラリー」では絵を販売でき、値段は一億を超えるものもあれば一万円以下のものもあります。

「美術館」は販売しないため言い換えられません。

まとめ

「美術館」「ギャラリー」は両方とも絵画を鑑賞できる場所という意味では同じですが、入場料と絵画の販売の有無、働ける条件が違います。

「美術館」「ギャラリー」も絵画を見ると観察力や想像力などが育ちます。

機会があったらぜひ立ち寄ってみましょう。