「メガ」と「ギガ」の違いとは?分かりやすく解釈

「メガ」と「ギガ」の違い専門用語・業界用語

コンピューターの容量を表す時などに使う言葉として「メガ」「ギガ」があります。

この二つの言葉は何を意味しているのでしょうか。

今回は、「メガ」「ギガ」の違いを解説します。

「メガ」とは?

「メガ」とは、「10の6乗倍」を意味する言葉です。


「メガ」の使い方

国際単位系で定義される接頭辞の一つで基礎となる単位と比べて10の6乗倍、つまり「100万倍」であることを表します。

接頭辞とは他の単位と組み合わせて使うもので、単独では意味がなく組み合わせによって様々な意味を示します。

コンピューターのデータ容量は「バイト」という単位で表されるので「メガバイト」はバイトの10の6乗倍を表す単位です。


「ギガ」とは?

「ギガ」とは、「10の9乗倍」を意味する言葉です。

「ギガ」の使い方

国際単位系で定義される接頭辞の一つで基礎となる単位と比べて10の9乗倍、つまり「10億倍」を表します。

携帯やスマホのデータ容量を表すときに使われている単位は「ギガバイト」というバイトの10億倍に当たる単位なので「ギガを消費する」「ギガをチャージする」といった表現は本来の意味からすると正しくありません。

また容量そのものを表す言葉として「ギガ」という言葉が使われていますが元々の意味からするとおかしな内容になってしまいます。

「メガ」と「ギガ」の違い

「メガ」「ギガ」はどちらも基礎となる単位よりも大きな量を示しますが「メガ」が100万倍を表すのに対し、「ギガ」は10億倍を表します。

国際単位系の接頭辞は3乗ごと、つまり1000倍ごとなので「メガ」の1000倍が「ギガ」にあたります。

「ギガ」の1000倍は「テラ」でその1000倍は「ペタ」と10の24乗まで定められています。

まとめ

「メガ」「ギガ」はコンピュータのデータやスマホの通信量でよく使う言葉です。

身近な言葉の割に正しい意味を知らないまま使っている人も多いのでこの機会に覚えておきましょう。