「米油」と「サラダ油」の違いとは?分かりやすく解釈

「米油」と「サラダ油」の違い食べ物・飲み物

この記事では、「米油」「サラダ油」の違いを分かりやすく説明していきます。

「米油」とは?

米から搾った油のことです。

食用や化粧品などに使用されています。

米はでんぷん質が多く、油をほとんど含んでいないイメージがありますが、精製した米100gあたりには0. 9gの脂質が含まれています。

玄米の方がさらに脂質の含有量が多く、100gあたりには2.7gが含まれています。

食用としては、揚げ物、炒め物、ドレッシング、スープなどに使用されます。

お菓子作りにも使用することが可能です。

動物性食品の摂取を控えている人が、バターの代わりに使用することがあります。

「米油」をお菓子作りに使用すると、できあがったものは軽い食感になります。

植物性なのでヘルシーなイメージがあるかもしれませんが、バターよりもカロリーは高いです。

100gあたりのエネルギー量は「米油」880kcal、バター720kcalです。

「米油」は脂質100gでタンパク質や炭水化物を含んでいませんが、バターは脂質83gで、タンパク質が0. 5g、炭水化物が0. 2gという割合で含まれており、これによって「米油」とバターではカロリーが異なっています。


「サラダ油」とは?

精製度の高い食用の油のことです。

1920年代ころまでは、日本では油は主に揚げ物に使用されていました。

一方、西洋では油をドレッシングにしてサラダにかけて食べていました。

「サラダ油」というのは、サラダにかけて生で食べられる油という意味です。

生でもおいしく食べられるように精製度を高めています。

原料の油には、綿実、ごま、大豆、ひまわり、とうもろこし、米などが使用されます。


「米油」と「サラダ油」の違い

「米油」「サラダ油」の違いを、分かりやすく解説します。

前者は米から搾った油のことです。

後者は米から搾った油を使うこともあるのですが、それ以外の油も使用されます。

また、前者と異なり精製度を高めています。

特にサラダにかけてもおいしく食べられることを考えています。

まとめ

2つのものは精製度、原料、用途などに違いがあります。