テレビCMなどでも有名な大規模なキャンペーンを度々行っているのが「楽天カード」や「楽天市場」です。
特にカードのキャンペーンは新規入会で大量のポイントが付加されることもよくあります。
この状況からもわかるように、「カードと言えば楽天カード」という認識も一般的になってきています。
この記事では、「楽天」と「カード」の違いを分かりやすく説明していきます。
「楽天」とは?
「楽天」とは、1997年にネットショッピングの「楽天市場」として創業した会社で、その後「楽天ポイント」を生み出し、クレジットカードや銀行、電子書籍やプロ野球の球団まで事業を拡大した複合サービス会社です。
「カード」とは?
「カード」とは、もともとは「薄くて平らで持ち運びができるもの」を指す言葉で、そこから転じて、現代においては「クレジットカード」の意味で使われることが多くなっているものです。
この略し方は他の略においても頻繁に見られる「略して全く意味が変わってしまった」という典型的な例です。
「楽天」と「カード」の違い
「楽天」と「カード」の違いを、分かりやすく解説します。
今でこそ「カードといえば楽天」というイメージがありますが、そもそも「楽天」と「カード」は全く別のものです。
ここまで解説してきたように、「楽天」はネットショッピングから始まった複合サービスの会社であり、「カード」とは一般的には「クレジットカード」のことなので、そもそも並べて比較するような対象ではなく、全く違う次元の言葉と言っても良いでしょう。
それが合わせて記憶されるようになったのは、冒頭でも述べた「楽天カード」の大規模キャンペーンがきっかけです。
まとめ
この記事では「楽天」と「カード」の違いについて解説してきましたが、これらはそもそも違いを意識するようなものではないという結論を提示しました。
しかし、このような「そもそもは全く違うもの」を同列に記憶していることは他にもたくさんあります。
例えば最近の言葉で言えば「地雷メイク」などは以前であれば絶対に結びつかなかった2つの単語が結びついたものと言えるでしょう。