「フリッター」と「天ぷら」はどちらも油で揚げて作る揚げ物料理ですがどのような違いで区別されているのでしょうか。
今回は、「フリッター」と「天ぷら」の違いを解説します。
「フリッター」とは?
「フリッター」とは、「小麦粉と卵に油や牛乳を加えさらに泡立てたメレンゲを加えて作った衣を肉や野菜などの具材につけて油で揚げる揚げ物料理」です。
「フリッター」の使い方
具材に衣をつけて揚げる揚げ物料理の一種で、ヨーロッパで誕生した西洋の揚げ物です。
衣に卵白を泡立てて作るメレンゲを加えるのが特徴で、メレンゲにより衣が分厚くなりますが空気を含むので軽い食感に仕上がります。
具材は肉や魚、野菜など色々な材料が使われます。
空気を含んだ衣が油の熱で膨らむので揚がるところころ丸い形になるのも特徴です。
「天ぷら」とは?
「天ぷら」とは、「小麦粉を主体にして作る衣を具材につけて高温の油で揚げる日本料理」です。
「天ぷら」の使い方
水で溶いた小麦粉で作る衣を具材につけ高温の油でカラリと揚げた揚げ物料理で、日本を代表する料理の一つに挙げられます。
一般的に衣は小麦粉に卵と水を加えて作りますが粘り気が出ると食感が悪くなってしまうため材料を十分に冷やして作ります。
魚介類や野菜などさまざまな具材がありますが、具材によって熱の通り方が異なるため上手に揚げられるようになるまでには修行が必要です。
「フリッター」と「天ぷら」の違い
「フリッター」と「天ぷら」の違いは「衣」です。
「フリッター」の衣はメレンゲを使うのでふわふわと膨らみ軽い食感に仕上がるのに対し、「天ぷら」はメレンゲを使いません。
小麦粉主体の衣を高温で揚げて作るさっくりとした食感が特徴です。
「フリッター」はケチャップやマヨネーズ、「天ぷら」は塩や天つゆとつけて食べる調味料にも違いが見られます。
まとめ
同じ揚げ物料理でも「フリッター」と「天ぷら」は大きな違いのある料理です。
どちらも人気の料理なので美味しく味わいましょう。
