この記事では、「レリッシュ」と「ピクルス」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「レリッシュ」とは?意味
きゅうりや大根、キャベツなど細かく刻んだ野菜の酢漬けを「レリッシュ」と言います。
固い芯や切れ端など残ったものを酢に漬けておき、パンのつけ合わせにしたり、肉や魚のソースに混ぜたり、タルタルソースにまで使えるわけです。
お好みのハーブも刻んで入れれば食欲を誘う調味料としてアメリカ人に愛される酢漬けとして毎日のように使われています。
デビルドエッグとしてゆで卵と一緒に楽しんだり、オリーブオイルと混ぜてイタリアンな味にして魚料理の味を膨らませます。
「ピクルス」とは?意味
香辛料を効かせたお酢の中に輪切りや長細く切った野菜を漬け込んだものを「ピクルス」と言います。
一般的にはきゅうりや玉ねぎが選ばれていて、ハンバーガーやサンドイッチにそのまま挟んで食べるのが主流です。
きゅうりは細かく刻んだものをマヨネーズやサワークリームに混ぜてフライに付ける調味料として食べます。
瓶に入れて蓋で密閉し、冷蔵庫で保管すれば一定期間日持ちがしますので、アメリカでは保存食として一般家庭では馴染み深い食べ物です。
「レリッシュ」と「ピクルス」の違い
角切りにしてシャキシャキした歯ごたえを楽しみつつ料理の味を引き立たせるのが「レリッシュ」であり、蜂蜜で甘くしてみたり、昆布で和食に合う調味料として使えるのがいいところです。
酢漬けにする野菜は余り物でよく、自分の好きなハーブを入れて個性的な味に漬けるのも楽しみの一つになるでしょう。
もう一方の「ピクルス」は、日本でいうところの野菜の漬物として欧米では古くから親しまれているものですが、酸味がかなり強く、その味を楽しむのが一般的な食べ方です。
漬ける野菜の種類はきゅうりが大半であり、アメリカではパン料理の味に深みを出すために使われていますし、日本ではタルタルソースを作るとき使う味付けとして使われています。
まとめ
どちらも酢の中に野菜を漬け込んで自然発酵させて独特な味を引き出し、料理に使うものですが、自由度の高さとオリジナリティ溢れるものか、特定の野菜を酢漬けにするという限定的な使い方をするものに分かれると覚えておくといいでしょう。