この記事では、「やだ」と「いやだ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「やだ」とは?
「やだ」には2つの意味があります。
ひとつは、焼き物の傷です。
傷といってもさまざまなものがあります。
たとえば、表面が薄くはがれたもの、わずかに欠けたもの、後から穴があけられたものなどです。
自分が使う分には問題ない場合もありますが、売る場合は欠点になります。
もう一つの意味は、足りないところ、弱いところです。
十分でないところを意味します。
また、「やだ」は「いやだ」のことでもあります。
特に子どもがこのような言い方をします。
買い物に行ったときに、子どもが2つのお菓子を欲しがったとします。
親はひとつにしなさいといいます。
しかし、どちらも欲しいのでひとつだけしか買ってもらえないのは我慢できません。
そのようなときに、この言葉が使用されます。
「いやだ」とは?
欲しくない、したくないといった意味です。
それが嫌いなことを表します。
たとえば、ピアノの練習をしなければならないとします。
しかし、ピアノの練習は大変だし、本当は外で遊んでいたいです。
そんなときに、ピアノの練習はしたくないという意味で「いやだ」を使用します。
「だ」は断定の意味です。
つまり、「だ」をつけると「いや」とはっきりと述べていることになるのです。
気持ちをはっきりと示したいときに、「だ」もつけて使用をします。
「やだ」と「いやだ」の違い
「やだ」と「いやだ」の違いを、分かりやすく解説します。
前者には、焼き物の傷、欠点、弱点という意味がありますが、後者にはこの意味はありません。
それをしたくない、欲しくないといった意味では、どちらも同じです。
使う人が異なり、前者の方は特に子どもが使用をします。
まとめ
それをしたくない、欲しくないという意味では同じですが、誰が主に使うのかという点に違いがあります。
また、一方は焼き物の傷など他の意味も持っています。