「気分」と「気持ち」の違いとは?分かりやすく解釈

「気分」と「気持ち」の違い生活・教育

この記事では、「気分」「気持ち」の違いを分かりやすく説明していきます。

「気分」とは?

「気分(きぶん)」とは、その時々の心の状態のことを言います。

また、快不快な気持ちや雰囲気、性格などを意味することもあります。

「気分」と似た意味を持つ言葉としては、「感じ」「機嫌(きげん)」「様子」、あるいは「感情」などが挙げられます。


「気持ち」とは?

「気持ち(きもち)」とは、ある物事に対して感じる心の中の状態のことを意味しています。

他にも、からだの状態から起こる感覚や気分を表すなどもあります。

さらには、副詞的に「ほんの少し」などの意味合いで使われることもあります。

「気持ち」と似ている言葉では、「思い」「情(じょう)」、または「心情(しんじょう)」などがあります。


「気分」と「気持ち」の違い

「気分」「気持ち」の違いを、分かりやすく解説します。

「気分」とは、その時々の心の状態を表した言葉です。

一方、「気持ち」は、ある物事に対して感じる心の中の状態のことを言います。

「気分」はその時々の心の状態で、一時的なものを表すのに対し、「気持ち」は、ある物事に対して感じる心の中の状態で、意識的なものを意味している点が異なっています。

「気分」の例文

・『今日は静かに一人でいたい気分だ』
・『気分転換に散歩に出かける』
・『いつまでも学生気分では困るよ』
・『彼はすぐに気分が変わるので周りが大変だ』

「気持ち」の例文

・『清々しくて気持ちの良い朝を迎えることができました』
・『まずは気持ちを整えることが最優先です』
・『ぜひ、今のお気持ちをお聞かせください』
・『今は充実した幸せな気持ちでいっぱいです』

まとめ

「気分」「気持ち」は普段の日常会話でも、よく使われている言葉です。

ですが、意外と「気分」「気持ち」の違いを知らないまま、なんとなく使っているかもしれません。

「気分」「気持ち」のそれぞれの意味を知ることで、今までよりも適切な使い方ができるようになるでしょう。