人への贈り物を指す言葉の「お土産」と「ギフト」と「プレゼント」は何が違うのか。
この記事では、「お土産」と「ギフト」と「プレゼント」の違いを分かりやすく説明していきます。
「お土産」とは?
「お土産」は、相手への贈り物の中でも自分が旅行先で買ってきたものや自分がお邪魔する家に対し持参する品物を意味します。
旅行先で、家族や知人、友達などに渡す目的で購入したものが「お土産」と言われるほか、知人などの家にお邪魔する際、お世話なる気持ちや一緒に食べたいと思う気持ちを込めて持参するものも「お土産」と言います。
「お土産」の例文
・『毎年、帰省のお土産選びに困ってしまいます』
・『母へのお土産は、ご当地の甘いものに限ります』
「ギフト」とは?
「ギフト」は、贈り物そのものを意味する言葉です。
一般的には、フォーマルな場面で用いられる言葉で、「お祝いギフト」や「内祝いギフト」といった言葉として用いられることが多くなります。
そのほか、「進物」といった意味もあり、お中元やお歳暮のことも「お中元ギフト」や「お歳暮ギフト」などいった形で用います。
このように、「ギフト」はあらたまった贈り物を意味し、お互いの立場に関係なく使用することができる言葉です。
「ギフト」の例文
・『内祝いギフトは、カタログギフトにしました』
・『どんな商品なら喜んでもらうことができるか迷ったので、ギフトカードを贈ることにしました』
「プレゼント」とは?
「プレゼント」は、親しい間柄同士で贈り合う贈り物を指す言葉です。
気軽に用いることができる言葉で、様々な場面で「プレゼント」という言葉が用いられています。
クリスマスの際に贈る贈り物は「クリスマスプレゼント」。
誕生日の贈る贈り物は「誕生日プレゼント」。
このような形で用いられることが多くなります。
「プレゼント」の例文
・『親友の誕生日プレゼントを何にしようか迷っているところです』
・『サンタさんにクリスマスプレゼントとして、ゲームをお願いしました』
「お土産」と「ギフト」と「プレゼント」の違い
同じ贈り物でも、どのようなものなのか。
どのような場面で贈るものなのか。
などによって、「お土産」と「ギフト」と「プレゼント」は異なります。
「お土産」は、旅行先で購入したものを指すほか、相手のお宅にお邪魔する際の手土産として持参するものを意味します。
そのため、「ギフト」と「プレゼント」とは、全く異なった場面で用いられる言葉となります。
そんな、「お土産」に対し、「ギフト」と「プレゼント」の内容は近いものがあり、商品などを購入し相手に贈ることを指す言葉となります。
そのうえで、「ギフト」はフォーマルな場面で用いられる特徴があり、内祝いやお中元といった場面で「ギフト」は用いられます。
そして、「プレゼント」は親しい間柄での贈り物を意味し、誕生日プレゼントなどといった形で用いられるといった違いがあります。
まとめ
以上のような違いが「お土産」と「ギフト」と「プレゼント」にはあります。
