「アップロード」と「アップデート」はコンピューター関連で使われる用語ですが、二つの言葉はどのような意味の違いがあるのでしょうか。
「アップロード」と「アップデート」の違いを解説します。
「アップロード」とは?
「アップロード」とは、「ネットワークを通じてデータを送信すること」を意味する言葉です。
「アップロード」の使い方
端末内にあるデータをネットワークを通じてサーバーやコンピューターに送信することを指します。
ネットワーク上から手元の端末にデータを取り込む「ダウンロード」の反対の意味の言葉で、端末内にあるデータをサーバー上で公開したり画像や文書などのデータをクラウド上に保存したりする際に行われるデータ送信作業を指す言葉です。
「アップデート」とは?
「アップデート」とは、「新しいものに更新すること」を意味する言葉です。
「アップデート」の使い方
これまで使っていた古いものから新しいものへの更新を意味する言葉で、コンピューターの世界ではアプリやソフトウェアを古いバージョンから新しいバージョンに更新することを表します。
一般用語として「新しい考えを取り入れ古い考えを上書きする」という意味でも使われています。
「アップロード」と「アップデート」の違い
端末からサーバーへとデータを送るのが「アップロード」、古いバージョンから新しいバージョンへ更新するのが「アップデート」という違いで区別されます。
「プログラムのアップロード」は作成したプログラムを皆が使えるようにサーバー上に公開することを表しますが「プログラムのアップデート」は古いプログラムを新しいバージョンに更新する作業を表している、それぞれ全く異なる別の作業を指す言葉です。
まとめ
「アップロード」と「アップデート」はコンピューター関連の用語の中でも混同しやすい言葉です。
使う場面がよく似ているため間違えやすく、勘違いに気付かないまま説明を呼んでしまい全く意味が伝わらないこともあります。
取り違えないようそれぞれの正しい意味を知っておきましょう。