「コロン」と「セミコロン」の違いとは?分かりやすく解釈

「コロン」と「セミコロン」の違いとは?IT

この記事では、「コロン」「セミコロン」の違いを分かりやすく説明していきます。

「コロン」とは?

「コロン」とは、英文法の記述記号“:”=“colon”のことです。

「コロン」には「つまり」「すなわち」「例を挙げると」などの意味が含まれており、前文と後文の間に挟むことで前文の内容を後文に補完させる役割を持ちます。

ちなみに、文法上「コロン」=“:”の後ろには半角スペースを入れなければならないので注意しましょう。


「セミコロン」とは?

「セミコロン」とは、英文法の記述記号“;”=“semicolon”のことです。

また、「セミコロン」「ピリオド」「カンマ」の中間的な位置づけの記述記号です(「ピリオド」は日本語で言うところの「句点」=「」「カンマ」は日本語で言うところの「読点」=「、」の役割を持つ)。

「セミコロン」は前文と後文の間に挟むことで、“and”“but”などの接続詞と同じ役割を果たします。

逆に言えば、「セミコロン」を用いれば“and”“but”などの接続詞なしで、前文と後文を繋げることができるのです。

先述した「コロン」と同じく、文法上「セミコロン」=“;”の後ろにも半角スペースを入れなければならないので注意しましょう。


「コロン」と「セミコロン」の違い

「コロン」=“:”「つまり」「すなわち」「例を挙げると」などの意味を持つ英文法の記述記号であり、前文と後文の間に挟んで用いることで前文の内容を後文に補完させる役割を持ちます。

対して、「セミコロン」=“;”は前文と後文の間に挟んで用いることで“and”“but”などの接続詞と同じ役割を果たし、2つの文を繋げることができます。

「コロン」の例文

“I want to travel in Europe: England, Denmark, Sweden. (私は欧州に旅行してみたい、例えばイギリス、デンマーク、スウェーデンがいい)”

「セミコロン」の例文

“It was fine yesterday; I went to the shopping. (昨日は天気が良かったので、私は買い物へ出かけた)”

まとめ

「コロン」とは、英文法の記述記号“:”=“colon”のことであり、「つまり」「すなわち」「例を挙げると」などの意味を持っています。

「セミコロン」とは、英文法の記述記号“;”=“semicolon”のことであり、前文と後文を繋げる“and”“but”などの接続詞と同じ役割を果たします。

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