「シャットダウン」と「再起動」の違いとは?分かりやすく解釈

「シャットダウン」と「再起動」の違いIT

この記事では、「シャットダウン」「再起動」の違いを分かりやすく説明していきます。

「シャットダウン」とは?

コンピュータを使用した後に、停止させる作業のことをいいます。

原子炉や経済などを止める時に使用する場合もあります。

コンピュータは、装置やソフトウェアが複雑に影響し合って動いているので、いきなり電源を切ると不具合が起こることがあります。

システムが合わなくなったり、データが破損したりすると、動作不良に陥ります。

それを避けるために、ウィンドウズなどでは、スタートメニューに「Windowsの終了」があり、「OK」を押せば、まず起動していたソフトを完全に終了し、安全に止められます。


「シャットダウン」の使い方

「パソコンをシャットダウンする」などと、使います。

機械などを停止させる時に使うときもあります。


「再起動」とは?

「さいきどう」と読み、「リブート」ともいいます。

コンピュータの使用中に、一旦終了してからもう一度起動することを指します。

システムやプログラムに異常が起きたときや、新しいソフトウェアをインストールした場合などに必要となります。

「再起動」の使い方

「再起動する」「再起動方法」などと、使います。

「シャットダウン」と「再起動」の違い

「シャットダウン」は、コンピュータを止めて電源を切ることで、「再起動」は、止めたあとに再び起動することをいいます。

違いは、直ちに起動するかどうかになります。

「シャットダウン」してから、電源を入れる場合には、同じことになるものもあります。

しかし、Windows 10などでは、「高速スタートアップ」という機能があり、「シャットダウン」「再起動」では、新たに起動した時の動作に違いが出ます。

「高速スタートアップ」は、起動時にデータを素早く読み込む為に、前のPC状態を保持したままになります。

「再起動」の場合には、PC状態の保持はされないので、問題が起きたときなどには、「再起動」する必要があります。

「シャットダウン」の例文

・『パソコンをシャットダウンしたのに、画面が光り続けて止まりません』
・『シャットダウンしないで、電源ボタンを押したら、パソコンがフリーズしてしまいました』
・『機械の不具合を直すためには、完全にシャットダウンする必要があります』
・『このロボットは、胸のボタンを長押しすることで、シャットダウンすることが出来ます』

「再起動」の例文

・『シャットダウンと間違えて再起動ボタンをタップしてしまったので、時間がかかりました』
・『Wi-Fiルーターは、定期的に再起動しましょう』
・『古いパソコンが急に再起動を繰り返すようになりました』

まとめ

「シャットダウン」「再起動」は、再び起動するのかどうかという違いがありました。

一部のコンピュータでは、「シャットダウン」の際にメモリやCPUなどの状態が保持されます。

設定を変更したいときや、不具合のあるときには、「再起動」を選ぶようにしてください。

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