「バスタ液剤」と「ザクサ除草剤」の違いとは?分かりやすく解釈

「バスタ液剤」と「ザクサ除草剤」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「バスタ液剤」「ザクサ除草剤」の違いを分かりやすく説明していきます。

「バスタ液剤」とは?

BASFジャパンから販売されている除草剤です。

幅広い種類の雑草に高い効果があります。

直接薬液がかかることで効果を発揮するので、作物に薬液がかからなければ影響を及ばしません。

散布してから2~5日で効果が発現し、散布後30日間は効果が持続します。

散布後6時間以内に雨が降ると、効果が落ちてしまう可能性があります。

薬剤は散布後、土壌の微生物により炭酸ガス、リン酸、水に分解され、成分が残ることはありません。


「ザクサ除草剤」とは?

北興化学工業株式会社から販売されている除草剤です。

頑固な雑草も素早く枯らすことができ、散布後1~3日で効果が現れ始めます。

40~50日間もの長期間にわたって雑草を抑えることもでき、天候によって効果が左右されにくい特徴があります。

雨にも強く、散布から1時間後に雨が降っても大きく効果が落ちることはありません。

散布された薬剤は土壌の微生物によってアンモニア、二酸化炭素、水に分解され、成分が残ることはありません。


「バスタ液剤」と「ザクサ除草剤」の違い

「バスタ液剤」「ザクサ除草剤」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも同様に非選択性除草剤ですが、バスタ液剤の方がザクサ除草剤より環境、生物に優しい除草剤です。

ラットの経皮実験では、バスタ液剤の方がより多くの液剤を塗布しなければ影響が出ないことが明らかになっています。

効果が早く発現し、雑草を抑制する効果がより高いのはザクサ除草剤です。

バスタ液剤は30日間効果が持続すると謳っているのに対し、ザクサ除草剤は40~50日間効果があります。

また、雨や天候不良でも使えるのはザクサ除草剤です。

まとめ

天候不良に左右されず、より高く長期間にわたる効果を求めるのであればザクサ除草剤、人、生物、環境に優しい液剤を求めるのであればバスタ液剤。

効果と環境、どちらを優先した製剤であるかの違いでした。