この記事では、「沖縄タイムス」と「琉球新報」の違いについて紹介します。
沖縄タイムスとは?
沖縄タイムスとは、沖縄県で発行されている地方紙の1つです。
沖縄県では全国紙に比べて地方紙のシェア率が圧倒的に高く、2つの地方紙で90%以上のシェアを獲得しています。
沖縄タイムスはその1つで、沖縄県を代表する新聞といっていいでしょう。
沖縄タイムスは1948年に創刊されました。
株式会社沖縄タイムス社が発行しています。
「タイムス」や「沖タイ」と呼ばれ親しまれています。
以前は夕刊もありましたが2009年に廃止され、現在は朝刊のみとなりました。
朝日新聞と近い関係にあり、沖縄タイムスの本社内には朝日新聞の那覇総局が入居しています。
琉球新報とは?
琉球新報も沖縄県を中心に発行されている地方紙の1つです。
沖縄県で圧倒的なシェアを誇る2大地方紙の1つで、その創刊は1893年です。
「りゅうちゃん」というマスコットキャラクターがあります。
ゆるキャラとして人気があり、キャラクターグッズ等も販売されています。
2009年に夕刊が廃止され、現在は朝刊のみとなっています。
米軍基地に反対する立場をとっており、左派的な論調が目立ちます。
沖縄タイムスと琉球新報の違い
沖縄タイムスと琉球新報は、どちらも沖縄県で高いシェアを誇る地方紙です。
販売部数は、沖縄タイムスの方が琉球新報を上回っています。
創刊が古いのは琉球新報で、沖縄で最も歴史のある新聞です。
米軍基地に関しては、どちらも反対する立場をとっています。
記事の内容に大きな差はありませんが、どちらかというと琉球新報の方が堅め表現が多く沖縄タイムスの方が親しみやすい雰囲気があります。
まとめ
沖縄タイムスと琉球新報はどちらも沖縄県を代表する地方紙ですが、沖縄タイムスの方が販売部数は多いです。
創刊が古いのは琉球新報の方で、1893年に創刊しました。
堅めの表現が多いのは琉球新報で、沖縄タイムスの方が親しみやすい印象です。