この記事では、ダンスジャンルの「ジャズダンス」と「ヒップホップ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ジャズダンス」とは?
「ジャズダンス」とはクラシックバレエと同じようにジャズミュージックに合わせて踊るダンスです。
アメリカでジャズの演奏に合わせてダンサーが踊っていたことから生まれたダンスと言われ、「ジャズダンス」から更に派生したダンスも複数存在します。
大本となっている「ジャズダンス」はクラシックバレエを基にしているため、指先からつま先にまで神経を使い背筋をピンと伸ばして正しい姿勢を維持して踊り続けるのが特徴です。
「ヒップホップ」とは?
「ヒップホップ」とはアメリカ発祥のストリートダンスです。
「ヒップホップ」では音楽のラップパートや曲と一緒にブレイクダンスを踊ります。
そのブレイクダンスと男女が一緒に踊るソウルダンスを融合させたものが今日の「ヒップホップ」ダンスです。
「ヒップホップ」はブレイクダンスと同じものと認識している人もいますが、「ヒップホップ」ダンスとは文字通り「ヒップホップ」文化の要素としてのダンスであり、ブレイクダンスこそがそれなので、「ヒップホップ」はブレイクダンスという認識も正しい認識と言えます。
「ジャズダンス」と「ヒップホップ」の違い
「ジャズダンス」と「ヒップホップ」の違いを、分かりやすく解説します。
ジャズに合わせて踊るクラシックバレエを基にしたダンスが「ジャズダンス」で、ヒップホップ文化の一つとして定着した自己表現の踊りが「ヒップホップ」です。
「ジャズダンス」はバレエのように背筋を伸ばし指先つま先まで使って表現します。
「ヒップホップ」はブレイクダンスとそれから派生したダンスなのでダンスの技や表現は多種多様です。
まとめ
「ジャズダンス」と「ヒップホップ」は基となるダンスからして全くの別物です。
バレエ要素がありどことなくきっちりとした緊張感も感じさせる「ジャズダンス」と、ストリートダンスらしく基本的な法則はあるものの自由な「ヒップホップ」ダンスと明確な違いがあります。