この記事では、「チェキラ」と「シェケナベイビー」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「チェキラ」とは?
英語で“Check it out”(チェックイットアウト)と書いて、「調べあげておくように」という意味がある言葉を簡略したものを「チェキラ」といいます。
このような意味から、「よく覚えておきな」と相手に対して忠告するとき使うわけです。
この言葉は“check”と“it”という英語が掛け合わさることで「チェキット」と発音する音声変化を起こし、日本でさらに変わって「チェキラ」になりました。
「シェケナベイビー」とは?
腰という意味の“It”を使う「シェケナベイビー」は、腰を振りまくり、激しく踊るといった意味合いで使われています。
元々は英語で“Shake it up,baby”(シェイクイットアップ)と書き、「振りまくってやれ」という意味で使われていました。
この言葉の由来はビートルズで、“Twist and shout”(ツイストエンドシャウト)の中の歌詞をジョン・レノンが枯れた声で叫んだところがファンの間で話題となり、これが日本ではロックの世界で使われるようになったのです。
「チェキラ」と「シェケナベイビー」の違い
「チェキラ」と「シェケナベイビー」の違いを、分かりやすく解説します。
人や事柄の適格性を自分で調べるといった意味で使うのが「チェキラ」であり、このようなところから相手に対して「覚えておけ」と上から目線で放つ言葉として使われるようになりました。
もう一方の「シェケナベイビー」は、今よりも「腰をもっと振ろう」と人々に呼びかけるとき使うのです。
己を忘れるほど腰を激しく振り、自分の気持ちを発散してみようと会場に集まった歌手が、よくその場を盛り上げるのに使っていた言葉でした。
「チェキラ」の例文
・『お前は物覚えが悪いな。要点を見て覚えてみろ、チェキラ』
・『へい、あそこにお前好みの可愛い女の子がいる。チェキラ』
「シェケナベイビー」の例文
・『シェケナベイビー、今日は寝かせないぜ。たっぷり楽しみな』
・『嫌なことは忘れて、今日は思い切りシェケナベイビーしようぜ』
まとめ
どちらも昭和に流行った言葉ですが、使う場面に注目して、どのような状況で使えばその場に合うか使い分けてみるといいでしょう。