「連帯感」と「一体感」の違いとは?分かりやすく解釈

「連帯感」と「一体感」の違いとは?専門用語・業界用語

この記事では、「連帯感」「一体感」の違いを分かりやすく説明していきます。

「連帯感」とは?

連帯感は、れんたいかんという読み方をすべき言葉です。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、2つ以上が結び付いている事といった意味がある連帯の漢字に、心の動きやかんどうといった意味がある感の漢字を付け足す事によって成立した言葉となっています。

だからこそ連帯感は、仲間同士で一緒の思いを持っているという感覚を表すのです。


「連帯感」の言葉の使い方

連帯感は、仲間同士で気持ちを同じくして繋がっているという感覚を表す際に使われる言葉となっています。

基本的に同じチームや同じ会社で働くという仲間内で、繋がり合っているという気持ちを表現するのです。


「一体感」とは?

一体感は、いったいかんという読み方をする言葉となっています。

文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事となりますが、全体が1つのものになっているといった意味を持っている一体の文字に、外部の物に触れる事で心が動くという意味を有する感の文字を加える事で誕生した言葉です。

以上の点から一体感は、他者同士が1つに纏まっていると感じる事を示します。

「一体感」の言葉の使い方

一体感は、集団やその場にいる人達の気持ちが1つに纏まっていると感じる感覚に対して用いるべき言葉です。

特にスポーツ観戦等で、観客達が同じ気持ちになって必死に応援する時等に、この一体感という言葉が使用されています。

「連帯感」と「一体感」の違い

連帯感と一体感の文字表記を見比べれば、最初の2文字の漢字が連帯と一体という違いがある事に気付く事が可能です。

所がその後に続くのは同じ感の漢字であり、表す意味合いも似ている所があるのでややこしかったりします。

ただし連帯感は、仲間同士で同じ気持ちを持っているという気持ちを表すのです。

一方の一体感は仲間に限らず、その場にいる人間の気持ちや考えが1つになっているという感覚を示します。

まとめ

2つの言葉は共に、複数の人間に対して用いられる言葉です。

ですが使われ方や意味合いには、相違点を見出す事が出来ます。

ちなみに連帯感は、仲間同士で同じ気持ちになっているという感情や感覚に使用すべき言葉です。

対する一体感は、仲間だけでなく観客等のその場にいる人々の気持ちや考えが1つに纏まっている事に対して用いられます。