「賞詞」と「賞状」の違いとは?分かりやすく解釈

「賞詞」と「賞状」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「賞詞」「賞状」の違いを分かりやすく説明していきます。

「賞詞」とは?

「賞詞」とは手柄を立てた人を褒め称える言葉です。

学業や仕事で特別に優秀な結果を出した人にかける表彰の言葉も「賞詞」ですし、テストで満点を取った子供に親がよく頑張ったねと褒める言葉も「賞詞」に含まれます。

「賞詞」は言葉を指すものなので口から声として出る「賞詞」も多いですが、文字や文章の形で褒める相手に渡される「賞詞」も少なくありません。

それがどのような形であっても相手を褒め称える言葉であれば「賞詞」と言えます。


「賞状」とは?

「賞状」とは優秀な成績を収めたり手柄を立てた人に対してそのことを褒め称えたり認めるために与えられる書状です。

基本的には成績や功績を褒め称える「賞詞」が書いてある「賞状」が多いですが、何々の資格を持つことをここに認めますというように褒め言葉ではなく認定する言葉が書いてある「賞状」もあります。

褒め称える言葉の書いてある書状ならどんな紙に書いてあっても「賞状」と言えますが、専用の用紙に毛筆あるいは印刷で書かれている事がほとんどです。


「賞詞」と「賞状」の違い

「賞詞」「賞状」の違いを、分かりやすく解説します。

相手を褒め称える言葉が「賞詞」で相手を褒める言葉などが書いてある書状が「賞状」です。

「賞詞」は相手を褒める言葉であり例外はありませんが、「賞状」は相手を褒める言葉ではなく資格などを認定する言葉だけが書かれているものもあります。

また「賞詞」は声の場合もあれば文章の場合もありますが「賞状」は文章の書かれた紙だけです。

まとめ

大まかに覚えておきたいなら褒め言葉が「賞詞」で、それが書かれている紙が「賞状」と覚えておけば十分でしょう。

一々書状にして「賞状」として渡すのは手間もかかるので中々ありませんが、「賞詞」は簡単に声に出して褒めるだけのことも含まれるので、軽い「賞詞」を受けられる機会は少なからずあるものです。