「お稽古」と「習い事」の違いとは?分かりやすく解釈

「お稽古」と「習い事」の違い生活・教育

この記事では、「お稽古」【おけいこ】と「習い事」【ならいごと】の意味や使い方を分かりやすく説明していきます。

「お稽古」とは?意味

武芸や芸能、技術を身につけるため何度も繰り返し練習することを「お稽古」【おけいこ】と言います。

それぞれ講師や師範などに一から基本を教えてもらい、それからいかに人を魅了するような芸ができるようになったり、高度な技術を身につけられるようになるのです。

技術を高めるためには定期的な稽古することで先人たちが身につけた踊りや演技を見せられるようになります。


「習い事」とは?意味

楽器の演奏方法やそろばんの弾き方、調理の方法など習っておくと日常的に使えて便利なものを習うことを「習い事」と言います。

その道のプロが教える教室に自ら行って詳しく習う方法もありますし、動画で自分の習いたいと思うものを見ながら習うなど様々な方法も対象となるわけです。

最近は英会話や習字、楽器の演奏なども通信で気軽に習えるので、仕事が忙しい人も気軽に始めています。


「お稽古」と「習い事」の違い

昔から受け継がれている伝統的な武芸や技術を何度も練習して身につけることを「お稽古」と言い、高度な技術を自分のものにすることを指すわけです。

もう一方の「習い事」は、最近話題となっていることを気軽に習える所が多く、自由でのびのびと学べます。

通信から動画などいろいろな方法から選んで学べるなど多様化しているという違いもあります。

「お稽古」の例文

・『本格的な舞踊を学ぶため近所にある教室でお稽古を始めた』
・『お稽古は厳しいが、それだけ師匠の熱い気持ちが伝わってくる』
・『師範である母に手取り足取りお稽古をつけてもらっている』

「習い事」の例文

・『妹は近所にできた絵画教室に通ったかいあって、絵がうまくなった』
・『私は本格的に習い事するため片道2時間かけて教室に通っている』
・『子供の習い事はぜったいお琴を習わせたいと思っている』

まとめ

どちらも学んだものをしっかり自分のため身につけて、楽しむことに違いはありません。

後は、伝統的な武術や技術を身につけたいか、最近流行っていることを学ぶかの違いから選んでみるといいでしょう。