「民間」と「公務員」の違いとは?分かりやすく解釈

「民間」と「公務員」の違いビジネス・就職・転職

「民間」「公務員」はどのような違いで区別されるのでしょうか。

今回は、「民間」「公務員」の違いを解説します。

「民間」とは?

「民間」とは、「公的な機関に属していないこと」を意味する言葉です。


「民間」の使い方

公的に設立されたり資金援助を受けたりしていない組織や団体を意味する言葉ですが、一般的には「私人が公的な資金を使わずに設立した私企業や私団体」の意味で使われています。

業種や仕事内容、待遇などにかかわらず国家や地方自治体に所属する人以外は全て「民間」です。

色々な意味で使われますがニュースなどでは「税金が投入されない」という意味合いを強調して使われることが多く、国の意向によって動かずそれぞれの自由な判断に基づいて運営される組織や人を指します。


「公務員」とは?

「公務員」とは、「国や自治体に雇用されて働く人」を意味する言葉です。

「公務員」の使い方

公共サービスの担い手として国や自治体など公の機関で働く人の総称です。

国に所属して働く国家公務員と地方自治体に所属して働く地方公務員の二つに大別されますが、どちらも「公務員」であることに違いはありません。

「民間」と「公務員」の違い

公の機関に所属していないのが「民間」、公的機関に所属して税金を原資に給料を受け取るのが「公務員」という違いで区別されます。

「民間」は営利企業以外にもNPOや各種団体など様々な対象を含み働き方や報酬はバラバラです。

「公務員」も仕事内容や働き方は様々ですが公の機関に雇われているため身分や待遇については法律により定められた基準が適用されます。

「民間」の例文

・『町おこしに民間の力を活用する』
・『民間の意見を取り入れる』

「公務員」の例文

・『日本は公務員の数が少なすぎる』
・『公務員は安定度が高く人気の就職先だ』

まとめ

「民間」「公務員」はそもそもの活動目的に大きな違いがあります。

現在ではそれぞれの持つ強みを活かすべくの交流も盛んに行われています。

はっきりとした定義で区別されているので言葉の意味を覚えておきましょう。