「破綻」と「破綻」の違いとは?使い方や例文も徹底的に解釈

「破綻」と「破綻」の違いビジネス・就職・転職

この記事では、「破綻」「破産」の違いや使い方を分かりやすく説明していきます。

「破綻」と「破産」の違い

「破綻」とは「物事・関係・経済状態が元通りに修復できないほどに悪化すること」を意味していて、「破産」と比べると「経済状態(お金の問題)以外の物事が行き詰まる」という意味でも使われる違いがあります。

「破綻」に対して「破産」は、「財産すべてを失う」「債務者が返済できない時に、債務者の残っている財産から債権者が公平な弁済を受けること」などの「経済的な行き詰まり」だけを意味している違いを指摘できます。


「破綻」と「破産」の使い方の違い

「破綻」という表現は「経営破綻する・人間関係が破綻する・日常生活が破綻する」のように、「経済状態以外のさまざまな物事も含めて、修復できないほどに行き詰まる」という意味で使われます。

それに対して、「破産」の表現は「会社が破産した・自己破産するしかない」のように、「主に経済状態で行き詰まって債務の支払いができなくなる・財産のすべてを失ってしまう」という意味で使われる違いがあります。


「破綻」と「破産」の英語表記の違い

「破綻」を英語で表記すると以下のようになります。

“failure”(失敗すること・上手くいかないこと・破綻)

“collapse”(崩壊すること・破綻)

「破綻」に対して「破産」という言葉を英語で表記すると以下になります。

“bankruptcy”(倒産・債務不履行・破産)

「破綻」の意味

「破綻(はたん)」とは、「物事・関係・経済状態がそこから修復(回復)できないほどに行き詰まること」「物事が完全に上手くいかなくなること」を意味しています。

「破綻」のシンプルな意味として、「破れてほころびること」もあります。

「破綻」の使い方

「破綻」の使い方は、「関係・経済状態などの物事が修復できないほど悪化した場合」「物事が完全に上手くいかずダメになった場合」に使うという使い方になります。

また「破綻」は、「破れてほころびる」という古語的な意味で使われることもあります。

「破綻」は、「彼との関係は少し前に破綻しました」「破綻した経営の再建が急務でした」などの文章で使えます。

「破綻」を使った例文

・『経営破綻した会社の株を破格の安値で買い叩いてきました』
・『このまま無駄遣いをしていれば、家計は破綻します』
・『超高齢化社会では財政破綻のリスクが高まります』
・『夫の浮気・借金がきっかけとなり、その頃には夫婦関係が破綻しかかっていました』
・『昔は貧しくて、衣服の破綻を自分たちでつくろいながら生活していました』

「破綻」の類語

「破綻」の類語には、「行き詰まり・崩壊・破滅・パーになる・破産」などがあります。

「破綻」は、「そこから回復できないほどに行き詰まること・関係や物事が崩壊するさま」「破滅して今までやってきたことがパー(無)になること」を意味しています。

それらの意味から、「破綻」と近しい意味を持つ類語として、「行き詰まり・崩壊・破滅・パーになる・破産」を挙げることができます。

「破綻」の対義語

「破綻」の対義語には、以下のようなものがあります。

「正常(せいじょう)」……物事・経済状態などに異常がなく普段と変わらないさま。

「弥縫(びほう)」……失敗・ミス・欠点などがあっても、何とか取り繕って対処すること。

「破産」の意味

「破産(はさん)」とは、「債務の支払いができなくなって経営が続けられないこと」「持っている財産のすべてを失うこと」を意味しています。

「破産」という表現には、「主に会社の経営(家計の状態)が行き詰まって、支払うべき債務などの支払いができなくなる」といったニュアンスがあります。

「破産」の使い方

「破産」の使い方は、「不景気で会社が破産しました」「賭博で破産した人は多いのです」のように、「所持する財産のすべてを失った・債務者が債務不履行の状態に陥ったこと」を意味して使うという使い方になります。

例えば、「破産しないように経営を立て直すつもりです」「昨年借金で自己破産しました」などの文章で使われます。

「破産」を使った例文

・『会社が破産したら従業員や関係者に多大なる迷惑がかかります』
・『多重債務で自己破産するような人にお金を貸すことはできません』
・『散財・ギャンブルによって破産するリスクは格段に高まります』
・『破産しかかっている会社の株を買い占めて、その会社を買収しました』
・『会社が破産したとしても、可能な範囲で債権者に弁済をする必要があります』

「破産」の類語

「破産」の言葉は、「持っている財産をすべて失ってしまうこと」「債務不履行で会社の経営が継続できなくなる」「債権者に対して債務の返済ができなくなること(法的な破産手続きをすること)」を意味しています。

「破産」のそれらの意味から、「破産」とよく似た意味を持っている類語として、「無一文になる・スッカラカンになる・倒産・一文無しになる・債務不履行・破綻・破滅」を指摘することが可能です。

経済的な「破産」を詳しく解説

会社の経済的な「破産」とは、「債権者に対する債務の返済ができない状態に陥ること」「債務返済ができないために会社の経営を継続できないこと」を意味しています。

「破産」と似た言葉に「倒産」がありますが、「倒産」「企業が債務不履行に陥って経営を続けられないことだけ」を意味しているのに対して、「破産」のほうは「企業の経営破綻・債務不履行」だけでなく「個人・家計の収支が破綻すること(支払いができなくなること)」も意味している違いがあります。

まとめ

「破綻」「破産」の違いを分かりやすく説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「破綻」「破産」の意味・使い方・英語の違いや類語・解説内容を詳しく調べたい時は、この記事をチェックしてみてください。