「紅天使」と「紅はるか」の違いとは?分かりやすく解釈

「紅天使」と「紅はるか」の違い食べ物・飲み物

この記事では、「紅天使」「紅はるか」の違いについて紹介します。

紅天使とは?

紅天使は、株式会社ポテトかいつかが販売しているさつまいものブランドです。

紅天使という品種があるわけではありません。

紅はるかというさつまいもを使用しており、自社農場や茨城県鉾田市の契約農家によって栽培されています。

株式会社ポテトかいつかは、茨城県のかすみがうら市に本社を構えるさつまいもの総合メーカーです。

年間では2万トンものさつまいもを取り扱っています。

一定の温度と湿度で長時間保存するキュアリングという処理を行い熟成しています。

それによって甘味が増し長期間保存ができるようになったものが紅天使です。

紅天使を焼いた時の最高糖度は、47度もあります。

紅天使を使った冷凍焼き芋や冷凍干し芋なども販売しています。


紅はるかとは?

紅はるかは、さつまいもの品種の1つです。

2010年に品種登録されたさつまいもで、九州121号と春こがねを交配して誕生しました。

焼いたり蒸したりした時の甘味が非常に強く、食感はしっとりしています。

大分県や茨城県、宮崎県などで栽培されており、ブランド化されているものもあります。

「甘太くん」「紅天使」「葵はるか」等です。

例えば「甘太くん」は大分県のブランドで、収穫した後に一定の条件で40日以上貯蔵したもののうち一定の条件を満たしたものになります。


紅天使と紅はるかの違い

紅天使はさつまいものブランド名ですが、紅はるかは品種名です。

紅天使には紅はるかが使われているので、大きな違いはありません。

ただし、紅天使は収穫した紅はるかを独自に設けた基準に則って熟成しています。

それにより甘味が増しており、保存性も良くなっています。

紅はるかには、紅天使以外のブランドもあります。

まとめ

紅はるかはさつまいもの品種の1つです。

それに対して紅天使は、紅はるかを熟成させた株式会社ポテトかいつかのオリジナルブランドになります。