この記事では、「シナノスイート」と「シナノゴールド」の違いについて紹介します。
シナノスイートとは?
シナノスイートは長野生まれのりんごの品種で、1996年に品種登録されました。
長野県を代表する品種の1つとして知られています。
シナノスイートは、「ふじ」と「つがる」を掛け合わせて作られた品種です。
果実の大きさは300~400g程で、りんごの中では大玉になります。
酸味が少なく程よい甘味があります。
果汁も多く、食感はシャキシャキとしています。
果皮は赤く、10月中旬頃が旬になります。
大体、11月頃まで流通します。
主に長野県で栽培されていますが、青森県や秋田県などでも栽培されています。
シナノゴールドとは?
シナノゴールドも長野生まれのりんごの品種で、1999年に品種登録されました。
果皮は完熟すると綺麗な黄色になります。
未熟な状態だと、緑がかっています。
シナノゴールドは、「ゴールデンデリシャス」と「千秋」を掛け合わせて作られました。
甘味も強く酸味もあるので、甘味と酸味のバランスが良いのが特徴です。
それからシナノゴールドは貯蔵性に優れていて、通常の冷蔵保存でも3か月は鮮度を維持することができます。
そのため出回っている時期が長いです。
主に長野県や青森県で栽培されています。
シナノスイートとシナノゴールドの違い
シナノスイートとシナノゴールドはどちらも長野生まれのりんごの品種ですが、見た目で簡単に区別がつきます。
赤い色をしているのがシナノスイートで、黄色い色をしているのがシナノゴールドです。
また、どちらも甘味はありますが、酸味もあるのがシナノゴールドで酸味があまりないのがシナノスイートになります。
また、シナノスイートは10月から11月にかけての短期間しか出回りませんが、シナノゴールドは長期間出回ります。
まとめ
シナノスイートは赤い色をしたリンゴで酸味は控え目です。
それに対してシナノゴールドは黄色い色をしており、酸味もあります。