この記事では、「だし醤油」【だししょうゆ】と「めんつゆ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「だし醤油」とは?意味
自分の好みでかつお節か昆布か選んで、醤油に漬け込んだものを「だし醤油」【だししょうゆ】と言います。
作り方は簡単で、200mlの醤油には20gの削り節と60mlのみりんを用意して、鍋に水とみりんを入れて軽く煮立たせたら削り節を入れて2分煮て取り出してアクを取り除きます。
冷ましたら冷蔵庫に入れておけば保存でき、料理にかけて食べるわけです。
醤油を多めに入れますが、だしの比率が高いので味は薄くできます。
「めんつゆ」とは?意味
蕎麦やそうめん、うどんなど麺類を食べるときのつゆとして使うのが「めんつゆ」であり、水に昆布かかつお節を入れてしっかりだしをとったら取り出し、そこに酒や砂糖、みりんなどで味を調えてたっぷりのつゆを作ります。
みりんや砂糖を入れる分、糖分が多いですが、醤油の比率は低くなるわけです。
トンカツを煮たり、親子丼を作るときの調味料としても使われています。
「だし醤油」と「めんつゆ」の違い
お好みのだしの旨みと香りを醤油の中に閉じ込めたものが「だし醤油」であり、だしの味を楽しみます。
醤油の量は「めんつゆ」に比べるとかなり少なく、薄味です。
そのまま冷奴や野菜にドレッシング代わりにかけて食べるのが一般的な使い方です。
一方の「めんつゆ」は料理にかけるというよりも、茹でた麺を入れて食べる汁になり、その量がかなり多くなります。
煮込みうどんや天蕎麦、カレー南蛮など様々な麺料理を作るときに欠かせないものですが、「だし醤油」は普通の醤油に昆布や削り節の香りと味をギュッと詰め込んだものですので、刺身や納豆、卵焼きなどすでに完成した料理の味付けとして使える調味料です。
まとめ
どちらもかつお節や昆布などでだしをとって作られていますが、麺料理に使うか、料理のドレッシングとして使えるかの違いがあると覚えておくといいでしょう。