「ハーバリウム」と「アクアリウム」の違いとは?分かりやすく解釈

「ハーバリウム」と「アクアリウム」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「ハーバリウム」「アクアリウム」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ハーバリウム」とは?

「ハーバリウム」とは植物標本という意味の言葉であり花などの植物を飾るためのインテリアの名前になっています。

ガラス瓶に花を入れオイルで満たすことで手入れしなくても中の草花が長持ちし長期間観賞できるというインテリアです。

花は生花をそのまま入れるわけではなく保存用の加工を施したプリザーブドフラワーであったり、乾燥させてドライフラワーにした上でガラス瓶に入れて「ハーバリウム」にします。


「アクアリウム」とは?

「アクアリウム」とは水槽に砂利や水草などを入れて水辺の環境を人工的に作り出したものです。

「アクアリウム」を作ること自体が目的の場合もありますし、生き物を飼育するために環境づくりとして「アクアリウム」を用意することもあります。

観賞魚を飼育するのに最低限の設備を用意しただけのものもありますが、一度完成したあとは手を加えずともある程度生態系が循環するようにした「アクアリウム」などもあり奥の深い趣味です。


「ハーバリウム」と「アクアリウム」の違い

「ハーバリウム」「アクアリウム」の違いを、分かりやすく解説します。

花を長期間観賞できるようにしたインテリアが「ハーバリウム」で、水辺の環境を再現したものが「アクアリウム」です。

「ハーバリウム」はガラス瓶で作りますが「アクアリウム」は水槽で作ります。

また「ハーバリウム」はそれ自体が観賞用ですが、「アクアリウム」はそれ自体ではなく中に住む観賞魚を見て楽しむ目的のものもあり、それ自体が観賞用とは限りません。

まとめ

「ハーバリウム」「アクアリウム」もインテリアとして一定の人気がありますが、「ハーバリウム」は花を観賞するもので「アクアリウム」は水辺の環境や中の生物を観賞するものという違いがあります。

そして「ハーバリウム」は維持の手間が全くかからずお手軽なのに対し、「アクアリウム」は自力で維持するのも手を加えなくても維持される形にされるのも大変なものです。