この記事では、「度胸が据わる」と「肝が据わる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「度胸が据わる」とは?
「度胸が据わる(どきょうがすわる)」とは、物事に動じず、落ち着ていて恐れない状態を言います。
「度胸が据わる」と似た意味を持つ言葉としては、「物怖じしない」、「心臓に毛が生えた」、「怖いもの知らず」などが挙げられます。
「肝が据わる」とは?
「肝が据わる(きもがすわる)」とは、度胸があり、多少のことでは動揺しないことを意味しています。
「肝が据わる」と似ている言葉では、「気丈な」、「図太い神経の」、「尻込みしない」などがあります。
「度胸が据わる」と「肝が据わる」の違い
「度胸が据わる」と「肝が据わる」の違いを、分かりやすく解説します。
「度胸が据わる」とは、物事に動じず、落ち着ていて恐れない状態のことを意味します。
「肝が据わる」は、度胸があり、多少のことでは動揺しないことを言います。
「度胸が据わる」と「肝が据わる」は、「胸」と「肝(臓)」で、用いられている言葉が異なって入るものの、ほぼ同じ意味合いで使われていて、違いはほとんどないようです。
「度胸が据わる」の例文
・『彼はスポーツを通じて、度胸が据わってきたようだ』
・『本番に強い彼女は、とても度胸が据わっている人だと思う』
・『彼はどんな時でも度胸が据わっていて、まったく物怖じした様子がない』
・『彼女はまだ若いのに、かなり度胸が据わっている』
「肝が据わる」の例文
・『彼女は肝が据わっているので、大舞台でもまったく緊張していない』
・『彼は非常に肝が据わっていて、どんな時でも落ち着いている』
・『肝が据わっているかどうかは、アクシデントが起こった時にわかる』
・『「母は強し」で彼女も子供ができたことで、肝が据わってきたようです』
まとめ
世の中には動揺しやすい人とそうでない人がいます。
また、年齢や経験などによって、同じ人でもその状態が変わってくる場合があります。
思考や捉え方を変え、どのような場面でも、できるだけ冷静に落ち着いて対処できるようにしていきたいものです。