「たんかん」と「みかん」の違いとは?分かりやすく解釈

「たんかん」と「みかん」の違い食べ物・飲み物

この記事では、「たんかん」「みかん」の違いについて紹介します。

たんかんとは?

たんかんは中国の広東省が原産の柑橘類です。

タンゴールと呼ばれるネーブルオレンジとポンカンの交雑種の一種で、亜熱帯性の柑橘類になります。

高温を好むので、日本では奄美大島や鹿児島、沖縄などで栽培されています。

明治時代に台湾から伝わったとされ、南国のみかんとして親しまれてきました。

漢字では「短桶」とか「桶柑」と書きます。

たんかんは球形に近い形をしており、実が熟すと鮮やかなオレンジ色になります。

皮は比較的厚いですが、手で剥くことはできます。

冬に旬を迎えるので、1月頃から出回り始め4月頃まで流通しています。

シミや傷が付きやすいのがデメリットですが、果肉に影響が出るわけではありません。


みかんとは?

日本でみかんというと、ウンシュウミカン(温州みかん)のことを指すことが多いです。

原産地は日本の鹿児島ですが、みかんの産地として有名だった中国の温州市が名前の由来となっています。

ウンシュウミカンには様々な品種があり、包丁を使わずに皮が剥けるため手軽に食べられる果物として人気があります。

冬が旬の時期で流通量も多いですが、ハウス栽培などが行われているものもあるので一年を通して手に入れることができます。

みかんには大きさによってS・M・L・2Lといったサイズがあります。

みかんの主な産地を挙げると、和歌山県や愛媛県、静岡県などがあります。


たんかんとみかんの違い

たんかんとみかんを比較すると、たんかんの方が少し大きいです。

それからビタミンCの含有量もたんかんの方が多く、大体みかんの2倍あるといわれています。

皮はみかんの方が薄く剥きやすいです。

たんかんは皮が硬めですが、手で剥けないわけではありません。

まとめ

たんかんの方がみかんより若干大きく、ビタミンCの含有量も多いです。

皮はみかんの方が薄くて柔らかく、手で剥きやすいという特徴があります。