「そうめん」と「にゅうめん」の違いとは?分かりやすく解釈

「そうめん」と「にゅうめん」の違い食べ物・飲み物

この記事では、「そうめん」「にゅうめん」の違いを分かりやすく説明していきます。

2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。

「そうめん」とは?

「そうめん」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「そうめん」は、「素麺」と漢字表記します。

「そうめん」は、「塩水でこねた小麦粉に植物油を塗って、細く引き伸ばし、日に干した?のこと」という意味があります。

「そうめん」は、茹でて冷水にさらし、かつおだしが効いたつけ汁などにつけて食べます。

ちなみに、「そうめん」を煮て食べるものを、「にゅうめん」と呼びます。

「そうめん」と混同しやすいものに「冷や麦(ひやむぎ)」があります。

「そうめん」「冷や麦」は、JAS(日本農林規格)において、麺の太さにより分類していて、長径1. 3mm以下のものを「そうめん」、それより太いものを「冷や麦」としています。

ただし、手延べ「そうめん」は、1. 7mm未満であれば「そうめん」と呼ぶことができます。

このことから、「そうめん」は、機械製麺の場合は、1. 3㎜以下のものを、手延べの場合は、1. 6mm以下のものという太さによる定義もあります。

「そうめん」は暑い夏に、食欲がなく食べ物がのどを通らないようなときに食べることが多く、夏の風物詩的な存在になっています。


「にゅうめん」とは?

「にゅうめん」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「にゅうめん」「煮麺」と漢字表記します。

「にゅうめん」は、「ゆでたそうめんと具を、醤油味のだし汁でさっと煮たもの」という意味があります。

「にゅうめん」「煮麺(にめん)」が音変化したものとされています。

このように「にゅうめん」は、醤油のだし汁を沸騰させて、そうめんと具を入れて茹でた料理のことを意味する言葉になります。

水でしめてつけ汁をつけて食べる「そうめん」は夏の風物詩として愛されていますが、「にゅうめん」は、寒い時期でも食べられる、季節を問わず親しまれている料理になります。


「そうめん」と「にゅうめん」の違い

「そうめん」「にゅうめん」の違いを、分かりやすく解説します。

「そうめん」は、「塩水でこねた小麦粉に植物油を塗って、細く引き伸ばし、日に干した?のこと」という意味があります。

一方「にゅうめん」は、「ゆでたそうめんと具を、醤油味のだし汁でさっと煮たもの」という意味があります。

このように、「そうめん」は、細い麺類のことを意味する言葉なのに対して、「にゅうめん」は、「そうめん」を使った料理名を意味します。

また、「そうめんを食べる」という場合は、一般的に冷水でしめて、つけ汁につけて食べる料理を意味するため、料理名としての「そうめん」「にゅうめん」の違いは、冷たいのが「そうめん」、温かいのが「にゅうめん」という違いになります。

まとめ

「そうめん」「にゅうめん」の違いについて見てきました。

2つの言葉には明確な意味の違いがありました。

2つの言葉の意味の違いを知ることで、「そうめん」を使って料理する時の手助けになるかもしれません。