「ゾンビ」と「グール」の違いとは?分かりやすく解釈

「ゾンビ」と「グール」の違いアニメ・マンガ

この記事では、「ゾンビ」「グール」の違いを分かりやすく説明していきます。

モンスターの差をチェックしていきましょう。

「ゾンビ」とは?

ゾンビとは呪術によって、動き回っている死体のこと。

ハロウィンの仮装でもおなじみの、人気のモンスターキャラです。

頭から血を流していて、目はうつろ。

獲物を追い求めているように、あてもなくウロウロと歩き回ります。

もともとゾンビはハイチで信仰されていた、とある宗教から生まれたものです。

死んでもなお生き続ける亡骸を、ゾンビと呼んでいました。

1970年代にアメリカのホラー映画に登場すると、滑稽なモンスターとしてその名を轟かせるようになりました。

13日の金曜日のジェイソンと同じく、身の毛がよだつグロテスクな化け物として定着するようになりました。

今ではUSJなど人気遊園地のアトラクションのひとつにもなって、人々を面白がらせています。


「グール」とは?

グールとは死人を食べる、恐ろしい悪魔のこと。

アラビア半島で信じられている、伝説の魔物です。

グールは人の目をあざむくために、色々な姿に変身できます。

そして夜な夜な町をうろついては、手あたりしだい人を食べていきます。

ちなみにグールは男性バージョンで、女性バージョンはグーラです。

グーラは男性を誘惑するために、絶世の美女になりすまして近づくこともあります。

見た目は普通の人間なので、そうとは知らず仲良くなってしまい、かわいそうな餌食になる生贄もいます。

人気漫画『東京喰種トーキョーグール』のモデルにもなった、海外の恐ろしいモンスターです。


「ゾンビ」と「グール」の違い

どちらも奇怪な化け物です。

「ゾンビ」「グール」の違いを、分かりやすく解説します。

・鬼の仲間は「グール」
ゾンビとグールは、どちらも人を襲う怖いモンスターです。

ゾンビは西インド諸島から生まれた、伝説の怪物です。

そしてグールはイスラム圏で信じられていた、恐ろしい妖怪です。

ゾンビは血色の悪いクマのある瞳、血のリの付いたおどろおどろしい顔つきをしています。

墓場から生き返った設定なので、いかにも病人風の顔立ちをしています。

一方でグールは自由自在に姿を変えられる怪物。

ある日は美しい美女だったり、ある日は老人の姿をしていたりします。

まるで忍者のように、特定の顔をもたないのがグールです。

またグールの和名は食屍鬼。

日本では「人の怨念が鬼になる」といわれているため、どことなくグールと鬼は似ています。

恐ろしいけれども、どこか気になる不思議な存在です。

まとめ

「ゾンビ」「グール」の違いを分かりやすくお伝えしました。

ゾンビは西インド諸島で生まれた、動き回る死体のこと。

最近はハロウィンのコスプレとして人気を集めています。

グールはイスラム諸国で信じられていた、変幻自在に姿を変えるモンスターのこと。

人を襲う悪い悪魔です。

色々なキャラクターを知って、未知の世界をあじわっていきましょう。