「ペガサス」と「ユニコーン」の違いとは?分かりやすく解釈

「ペガサス」と「ユニコーン」の違いアニメ・マンガ

この記事では、「ペガサス」「ユニコーン」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ペガサス」とは?

ペガサスとは、ギリシア神話に登場する伝説の生物です。

背中に鳥の翼を持ち、空を飛ぶことができる馬の姿をしています。

海神ポセイドンとメドゥーサの子として生まれたとされ、日本では「天馬」の名前でとてもよく知られています。

ペガサスは天上界において、全知全能の神ゼウスのもとで、雷鳴と雷光の運び手という名誉ある役割を与えられたと言われています。


「ユニコーン」とは?

ユニコーンとは、一角獣(いっかくじゅう)とも呼ばれている伝説の生き物です。

額の中央に一本の角が生えた馬に似た姿をしています。

ユニコーンは、極めて獰猛で、とても足が速く、勇猛果敢。

角は長く鋭く尖り、どんなものでも突き通すことができたと言います。

伝説では、ノアの方舟に招き入れられた際、人間になつかない性格から、方舟に背を向けてしまい、洪水に溺れてしまったため、現在は存在していないと伝えられています。


「ペガサス」と「ユニコーン」の違い

「ペガサス」「ユニコーン」は、まず見た目が違います。

ペガサスは背中に翼を持っていますが、ユニコーンに翼はありません。

ユニコーンは額に一本の角を持っていますが、ペガサスに角はありません。

ペガサスは神話の世界の生物ですが、ユニコーンは伝説の生物です。

ペガサスは「翼の生えた空駆ける天馬」として知られていますが、ユニコーンは地方によって姿に相違があり、翼を持つユニコーンが描かれた資料もあることから、「ペガサス」「ユニコーン」が混同されてしまったと考えられます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「ペガサス」「ユニコーン」は、どちらも馬のような姿をしていますが、ペガサスの特徴は翼で、ユニコーンの特徴は角であることが分かりました。

神話や伝説は人々の言い伝えによるものであることから、歴史の中で様々に脚色され、また地方によってイメージやニュアンスに違いがあるようです。

現在でも、紋章や象徴として、「ペガサス」「ユニコーン」は姿を見せてくれます。

古来から人々に親しまれていることに違いはないでしょう。