「怪獣」と「怪物」の違いとは?分かりやすく解釈

「怪獣」と「怪物」の違いとは?アニメ・マンガ

この記事では、「怪獣」【かいじゅう】と「怪物」【かいぶつ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「怪獣」とは?意味

実在する動物の顔を元に創造した怪しげな正体不明の獣を「怪獣」【かいじゅう】といいます。

目は吊り上り、ぎざぎざの歯を持つ狼のような顔と、鋭い爪が生えた大きな手と巨大な体はまるで恐ろしいワニのようであればゴジラのようです。

このような恐ろしく、迫力ある見た目の生き物はウルトラマンと戦う敵としてよく描かれていて、人に悪さをする「怪獣」になります。

正体も分からないばかりか、どこからどのように生まれてきて、何を考えているのか分からない不思議な動物といった生き物を指すわけです。

そのため、生身の人間に対してはこのような呼び方はせず、あくまでも伝説の生き物や恐ろしい見た目の動物を題材にした空想の生き物という意味で使われています。


「怪物」とは?意味

不気味な見た目で得たいが知れない生き物を「怪物」と言います。

見る者を恐怖に陥れる姿をした二次元から現れたような存在を指し、いかに人並みはずれた力があったり、行動できるか表すわけです。

瞬間移動ができるとか、もの凄い力を出して問題を食い止めるなど人が憧れて尊敬するようなことをして見せる者を「怪物」と言います。

人に対して使うときは、「あの人はまるで怪物のようだ」と凄い力量や性質を持つことに驚きつつ感動し、尊敬の念を伝えることもあるわけです。


「怪獣」と「怪物」の違い

まるで、恐竜のような骨格や大きさの巨大で正体不明な生き物を「怪獣」といって、人々は恐れおののきます。

遠くまで届くほどの火を吹いたり、大きな足で街を踏みつけて破壊するといった恐ろしく、卑劣な生き物として描かれることが多いわけです。

その「怪獣」を倒すべくヒーローが現れて倒す光景に人々は歓喜します。

もう一方の「怪物」は超人的な力を持って困った者を助けたり、人々をあっと驚かせて尊敬される生き物という意味で使われている呼び方という違いがあるのです。

まとめ

どちらも普通の生き物ではないところは同じですが、一方は人を恐怖に陥れるものとして恐ろしく描かれています。

もう一方は親しみを持つ存在として描かれることが多いと覚えておくといいでしょう。