「ドラキュラ」と「ゾンビ」はどちらも命を持たないアンデッドと呼ばれる怪物ですが、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「ドラキュラ」と「ゾンビ」の違いを解説します。
「ドラキュラ」とは?
「ドラキュラ」とは、「ブラム・ストーカーが書いた小説に登場する男性吸血鬼」です。
「ドラキュラ」の使い方
人の血を吸う吸血鬼のことを「バンパイア」といいます。
「ドラキュラ」は世界で最も有名なヴァンパイアの名前で、1897年にアイルランドの作家ブラム・ストーカーが発表した小説「吸血鬼ドラキュラ」巨人小林て登場する男性吸血鬼です。
吸血鬼という存在がこの小説のヒットによって全世界に知られたことから吸血鬼の代名詞としても使われています。
「ゾンビ」とは?
「ゾンビ」とは、「活動する死体」です。
「ゾンビ」の使い方
元はブードゥー教に伝わるもので亡くなった人の死体をシャーマンが操るものでしたが、1978年に公開されたイタリア映画「ゾンビ」で人を襲う怪物として描かれたことか死体から復活して活動する怪物全般を「ゾンビ」と呼んでいます。
死体が復活して活動する点は共通していますが習性や弱点などは作品によって異なります。
「ドラキュラ」と「ゾンビ」の違い
「ドラキュラ」は吸血鬼、「ゾンビ」は動く死体という違いで区別されます。
「ドラキュラ」は知性が高く人間と変わらないような立ち居振る舞いを見るのに対し、「ゾンビ」には生きていた頃の面影はなく本能で活動するだけの怪物です。
「ドラキュラ」は体を霧に変えるなど特殊な能力や魔術を使いますが「ゾンビ」は特殊能力がなく人間と同じ物理的活動のみに限られます。
ゆっくりとした動作で常人以下の力しか発揮できないのが一般的ですが、近年は生前を越える力を発揮する「ゾンビ」も登場しています。
「ドラキュラ」の例文
・『ドラキュラ映画を見る』
・『ドラキュラは日光が弱点だ』
「ゾンビ」の例文
・『アメリカ人はゾンビが大好きだ』
・『ゾンビは火に弱い』
まとめ
同じ不死の怪物でも「ドラキュラ」と「ゾンビ」は全く異なる存在です。
様々な作品に登場するので興味のある方はチェックしてみてください。