この記事では、「オートミール」と「オーツ麦」の違いについて紹介します。
オートミールとは?
オートミールとは、オーツ麦を脱穀して食べやすく加工したものをいいます。
英語では「oatmeal」と書きますが、「oat(オーツ麦)」と「meal(食事)」を組み合わせた造語です。
オートミールは、近年人気のグラノーラの原料としても知られています。
オートミールはシリアルとして朝食にすることもありますし、水や牛乳などで煮てお粥にして食べたりもします。
オートミールに砂糖などで甘味をつけて焼いたものがグラノーラです。
北欧や東欧などでは、オートミールを使ったポリッジという粥が主食として食べられています。
家庭料理なので、家庭ごとのアレンジがあります。
オートミールは栄養価が高く、健康食品として注目されています。
食物繊維やビタミン、ミネラル等が豊富に含まれます。
腸内環境を整えて便通を良くしてくれたり、コレステロール値の上昇を抑制する働きがあります。
オーツ麦とは?
オーツ麦はイネ科カラスムギ属に属する植物の一種で、その種子を穀物として食用にしています。
英語の「Oat」からオーツ麦と表しており、オート麦と表記することもあります。
日本名は「燕麦(エンバク)」です。
主にヨーロッパやアメリカ、カナダ、ロシアなどで栽培されています。
オーツ麦は元々、動物の飼料として栽培されていました。
それが健康志向の高まりもあり、穀物としての需要は高まっています。
オーツ麦は食用としては、ほとんどがオートミールに加工されます。
グルテンは含まれていないので、パンの原料には向きません。
オートミールとオーツ麦の違い
オートミールはオーツ麦を食べやすく加工したものです。
オーツ麦は、オートミールになることもあれば動物の飼料となることもあります。
まとめ
オートミールはオーツ麦を食べやすく加工したものなのです。
オートミールとオーツ麦に、大きな違いはありません。