「叙情的」と「エモい」の違いとは?分かりやすく解釈

「叙情的」と「エモい」の違い生活・教育

「叙情的」「エモい」は自分の感情を表す時に使う言葉です。

この記事では、「叙情的」「エモい」の違いを分かりやすく説明していきます。

「叙情的」とは?

「叙情的」とは自分の感情が外に溢れる様を示す時に使う言葉です。

深く感動をした時や感慨深い場合にも使いますし、切ない気持ちや感情を表す時にも使うことが可能です。

やや難しい漢字を使っていることからこの言葉は文学や音楽で使用されることが多く、綺麗な言葉や音楽が心に染み渡ってくるものを示す時に使います。


「エモい」とは?

「エモい」とは英語の“emotional”が由来の若者言葉であり、心が動かされたり感動した時に使います。

「エモい」は感動やインパクトが大きいことから具体的な言葉が出てこない時にも使うことが可能であり、語感や分かりやすさからSNSでもよく使われています。

「エモい」の語源には色々なものがありますが、音楽ジャンルである「エモ」という説が有名です。

この音楽はロックのメロディと切ない歌詞や心情を歌っており、メロディアスで切ないロックと感情的な歌詞は若者に訴えることから、感情を表す言葉として「エモい」が生まれました。


「叙情的」と「エモい」の違い

「叙情的」は深い感動や切ない気持ちを表す時に使います。

「エモい」は若者言葉であり、感動した時や言葉にならない気持ちを表す時に使います。

「叙情的」の例文

・『彼の楽曲は叙情的なものが多いのでおすすめです』
・『この小説は叙情的で書かれており、ノスタルジーを感じます』

「エモい」の例文

・『あの漫画の最終回はとにかくエモいと有名になりました』
・『自分的にはエモいカップリングだと思いましたが、友人は好きじゃないそうです』

まとめ

「叙情的」「エモい」はどちらも感動をした時やコンテンツに対して使う言葉です。

「叙情的」は感動だけではなく切なさを含む意味があり文学や音楽でよく使われています。

「エモい」は若者言葉であり言葉にならない感動を示す時に使います。