「躊躇う」と「躊躇」の違いとは?分かりやすく解釈

「躊躇う」と「躊躇」の違い生活・教育

この記事では、「躊躇う」「躊躇」の違いを分かりやすく説明していきます。

「躊躇う」とは?

あれこれと考えて、どうしたらいいか決められないという意味です。

決めることができず、ぐずぐずすることをいいます。

たとえば、ニキビができて悩んでいたとします。

洗顔をしっかりとしているし、食べるものにも気をつけているのに、ニキビが治りません、市販薬を塗ったのですが、それでもよくなりませんでした。

自分でできることはいろいろやったけれどよくならないので、病院に行こうかと考えています。

しかし、ニキビができているくらいで病院に行ってもいいのだろうか、病院は費用が高そうだなどいろいろと考えてしまい、病院に行く決心がつきません。

何とかしたいけれど、どうしようかなとずっと考えている状態です。

このさまを意味する言葉になります。

この場合は、病院に行くのか、行かないのかを決められずにいます。


「躊躇う」の使い方

考えがぐるぐるとまわってしまい、何かを決めることができない状態を指して使用をします。

延期しているという意味ではありません。


「躊躇」とは?

あれこれと考えて、どうしたらよいか決められないことという意味です。

物を捨てることで説明をします。

クローゼットの中には、何年も着ていない衣服がいくつかあります。

これを捨てたらクローゼットの中に余裕が生まれるだろうにとは思うものの、なかなか捨てることができません。

何年も着ていないけれど、もしかしたらこれから先着ることがあるかもしれない、高かった服だから捨てるのはもったいない、自分が着ないなら誰かにあげてもいいかもしれないなど、いろいろ考えて捨てることができないのです。

捨てるという決断ができずにいて、ぐずぐずとしています。

この状態を意味する言葉です。

この場合は、衣服を捨てる、捨てないを決めることができずにいます。

「躊躇」の使い方

考えがぐるぐるとまわってしまい、決めることができない状態を指して使用をします。

迷いが生まれて、「これだ」と定められないことをいいます。

「躊躇う」と「躊躇」の違い

同じ漢字を使用していますが読み方は異なり、前者は「ためらう」、後者は「ちゅうちょ」と読みます。

意味はどちらも同じです。

使い方に違いがあります。

「ちゅうちょする」とはいいますが、「ためらうする」とはいいません。

「躊躇う」は動詞なので、この後に「する」などの動詞を重ねて使用しません。

「躊躇」は名詞なので、動詞とともに使用をします。

「躊躇う」の例文

・『購入を躊躇う』
・『入会を躊躇う』
・『躊躇う人を説得する』
・『躊躇うことなく前に進む』

「躊躇」の例文

・『食べることを躊躇している』
・『閲覧を躊躇する』
・『躊躇しているように見える』
・『躊躇なく選択する』

まとめ

使用している漢字に違いがあり、読み方が異なりますが、意味は同じです。

動詞なのか、名詞なのかの違いがあり、使い方が異なります。