「下着」と「肌着」の違いとは?分かりやすく解釈

「下着」と「肌着」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「下着」「肌着」の違いを分かりやすく説明していきます。

「下着」とは?

「下着」とは衣服の下に着用する衣類で直接肌の上に着るものを指します。

特に直接肌と触れる衣類の中でもショーツやブラジャーのような普段人目につかないものが「下着」です。

また普段人目につかないというだけでなく人に見られると羞恥を覚えるようなもの、あるいはそういった部位に着用するものというニュアンスもあります。

例えば靴下は靴やズボンによって通常ひと目に触れる機会はほとんどありませんが、靴下も足も羞恥を覚える部分ではないためか靴下は「下着」扱いはされません。

「下着」は基本的に胸や股間部を隠すための衣類と言えるでしょう。


「肌着」とは?

「肌着」とは肌に直接触れる衣類であり上着の下に着用するものです。

ランニングシャツや和服で言えば肌襦袢などが「肌着」にあたり、体の他人に見せると恥ずかしい部分を隠すというよりは、衣服の保温性を高めたり上着に肌から出る汗や皮脂のような汚れが付着しないようにする目的で着用されます。

また通常はその上に他の衣類を着用することが一般的ですが、それ単体でも薄着な装いとして表に出られるようなものというのも「肌着」の要点です。


「下着」と「肌着」の違い

「下着」「肌着」の違いを、分かりやすく解説します。

肌に直接触れる衣服でも普段人目につかない胸や股間部に着用するものが「下着」で、一番下の衣装として着用する服が「肌着」です。

「下着」は一般的に人に見られると恥ずかしい部位を隠す目的で着用されますが、「肌着」は衣服の利便性や汚れの付着対策として着用されます。

また「下着」だけで出歩くことは非常識な行いですが、「肌着」のみで出歩くことは非常識な行いとは言えません。

まとめ

どちらも肌に直接着るものですが、胸や股を隠すような人目につくことを想定していない物が「下着」で、服を着る快適性を上げるものが「肌着」とも言えます。

「下着」で出歩く人は常識的に考えればいませんが、「肌着」で出歩く人は暑い時期などには見かけることもあるでしょう。