この記事では、「ズッキーニ」と「きゅうり」の違いについて紹介します。
ズッキーニとは?
ズッキーニはウリ科の野菜で、ペポカボチャの仲間に分類されます。
夏野菜として知られており、イタリア料理やフランス料理の食材としてよく用いられています。
ズッキーニは、フランス南部の郷土料理ラタトゥイユには欠かせない食材です。
また、寒さや湿気に弱く、乾燥した温かい地域で栽培されています。
現在流通している細長い形のズッキーニは、19世紀頃にイタリアで改良されたものです。
生でも食べられますが煮込み料理にしたり、焼いたり揚げるなど加熱調理をして食べることが多いです。
きゅうりとは?
きゅうりはウリ科の野菜の一つで、日本では馴染み深い食材として知られています。
熟すと黄色くなりますが、熟す前の緑色の状態のものを食用とします。
平安時代の頃にはすでに栽培が始まっていましたが、本格的に栽培されるようになったのは大正時代とされます。
きゅうりは水分が多い野菜で、水分補給のために食べられていたこともあります。
シャキシャキとした食感と歯ごたえがあり、サラダや酢の物、漬物などにして食べられることが多いです。
ズッキーニときゅうりの違い
ズッキーニもきゅうりもウリ科の野菜で、見た目はとても似ています。
ただし、ズッキーニはカボチャ属に属していますが、きゅうりはキュウリ属に属しています。
ズッキーニはきゅうりよりもカボチャに近い野菜です。
きゅうりには表面にイボがありますが、ズッキーニの表面はつるっとしています。
また、ズッキーニはきゅうりよりも硬く、水分も少ないです。
そのため煮込み料理など加熱調理をして食べるのが一般的です。
きゅうりは生で食べることがほとんどですが、加熱調理をして食べることもあります。
まとめ
ズッキーニは皮が硬く水分が少ないので煮込み料理など加熱して食べることが多いですが、きゅうりは皮が薄く水分も多いのでサラダなど生で食べることが多いです。