この記事では、「おからパウダー」と「大豆粉」の違いを分かりやすく説明していきます。
「おからパウダー」とは?
おからをサラサラな粉末状にしたものです。
おからは、大豆を搾ったときに出てくるカスのようなものです。
大豆を水に浸したのちにすりつぶしたものを搾ると、液体と固体に分けることができます。
固体の方がおからです。
おからには、大豆のタンパク質や食物繊維が含まれています。
搾っただけのものは水分を多く含んでおり、これを乾燥させて粉末状にしたものが「おからパウダー」です。
水分を多く含んだおからは、あまり日持ちしませんが、乾燥させたものは日持ちします。
大豆を搾る前に加熱されているので、そのまま飲み物などに加えて摂ることができます。
その他に、ヨーグルトやスープに加える、ハンバーグに混ぜるなど、さまざまな使い方があります。
「大豆粉」とは?
大豆を粉末状にしたものです。
乾燥している大豆を粉にしています。
加熱をしていないので、そのままでは食べることはできません。
加熱をした製品もありますが、青臭さをとるために加熱をしているだけで、食べる際には火を通す必要があります。
大豆を丸ごと粉にしているので、大豆の栄養素が丸ごと含まれています。
食べ方ですが、小麦粉の代わりにお菓子や料理に使うことが多いです。
小麦粉に比べて糖質が少なく、タンパク質を多く含んでいます。
また、グルテンを含んでいないため、小麦粉にアレルギーがある方でも摂取できます。
「おからパウダー」と「大豆粉」の違い
「おからパウダー」と「大豆粉」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも大豆を原料にしていますが、同じものではありません。
前者は、水に浸してすりつぶした大豆を搾って得られるおからを、乾燥した粉末状にしたものです。
後者は、大豆を丸ごと使用した粉末のことです。
まとめ
大豆を使っている食べ物という点では同じですが、大豆を搾って得られる固体なのか、大豆丸ごとなのかという違いがあります。