この記事では、「チップスター」と「カップスター」の違いを分かりやすく説明していきます。
「チップスター」とは?
「チップスター」とは、ヤマザキビスケット株式会社が製造発売しているポテトチップのブランド名です。
日本で初めて成型のポテトチップとして1976年に発売が開始され、長年に渡り愛され続けています。
筒状の容の中に、にポテトチップが重なった状態でパッケージされている事が特徴的で、発売当初からこのスタイルは変わっていません。
「チップスター」という名称は、ポテトチップの中でも、ナンバーワンのスターになって欲しいという願い込めて呼んでいた仮の名前が、そのまま商品名として採用されています。
定番の「うすしお味」をはじめ、「コンソメ」「のりしお」も人気のある商品です。
「カップスター」とは?
「カップスター」とは、サンヨー食品株式会社が販売しているカップ麺のブランド名です。
1975年に販売が開始され実に40年もの間に渡って愛され続けている商品です。
一般的に流通しているカップ麺の形状で、熱湯を注ぎ3分で食べる事ができます。
1973年に発売されたサッポロ一番スナックというカップ麺が前身と言われていますが、「カップスター」という名称についての由来などは明らかにされていません。
発売当初より紙製の容器とギザギザ模様が特徴的で、熱湯を注いだ状態で手に取ったときに熱くならないようにという工夫がなされていました。
その後、特徴的なギザギザ模様は姿を変えて平面な容器となり、幾度かのデザインの変更や、具材、味のリニューアルを行ってきています。
発売から32年たった2007年に、初期のギザギザ模様のデザインへと戻り、現在に至ります。
ちなみに、「カップスター」の発売日である1月18日は「カップスターの日」として制定されています。
「チップスター」と「カップスター」の違い
「チップスター」と「カップスター」は全く違う商品です。
名前が似ている点と、お互いにテレビコマーシャルで商品名を耳にする機会も多かったために、長年に渡りとても混同されやすい商品でした。
しかしながら、製造している会社は当然違いますし、商品自体もお菓子とカップ麺という大きな違いがあります。
しかしながら、製造販売が開始されたのが「チップスター」は197年、「カップスター」は1975年と近い年に始まっており、この点も名前と同様に混同されやすい要因となっているかもしれません。
まとめ
「チップスター」と「カップスター」は、ともに40年に渡り発売されているポテトチップとカップ麺の商品名です。
名前はとても似ていますが、全く違う商品です。
しかし、40年という年月を愛され、食べ続けられてきたという点は、共通していると言ってもよいでしょう。