「電気」と「電子」の違いとは?分かりやすく解釈

「電気」と「電子」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「電気」「電子」の違いを分かりやすく説明していきます。

「電気」とは?

「でんき」と読み、ものを動かすエネルギーのひとつの形のことをいいます。

物体は原子や分子で出来ていて、その原子を結びつけているのが「電子」です。

原子核から飛び出す電子を「自由電子」といい、自由電子が動き、電流が作られることを「電気」といいます。

また、「電気を点けてください」のように、電灯のことをいうこともあります。

電気を表す英単語は、“electricity”で、ギリシア語の琥珀に由来します。

琥珀をこすると静電気が発生することを発見したことから、“?lectricus”(琥珀のような)という言葉が生まれて、派生しました。

一方で、「電気」「電」は雷のことを表します。

「電気」とは、雷、静電気、電磁誘導などの現象のことだといえます。


「電気」の使い方

「電気が流れる」「静電気が発生する」「電気代」などと、使います。

日常会話で、「電気」と言った場合には、電灯のことを表すことも多くなります。

また、「体中に電気が走る」と言った場合には、本当に体に電流が流れ、感電してしまったわけではなく、ゾクゾクするというような意味で使います。


「電子」とは?

「でんし」と読み、素粒子の一種のことです。

原子内で、原子核の周りにあり、負の電荷を持つものです。

プラスの電荷を持った電子もあり、陽電子といいます。

記号は、eで、右肩に-を付け加えることもあります。

大きさについてはまだ分かっておらず、構造についても見えていません。

大きさがあったとしても、1cmの1億分の1のそのまた1億分の1より小さいとされています。

特定の原子の原子核についていない自由電子の流れを電流といいますが、自由電子が移動する方向と、電流の流れる方向は逆になります。

「電子」の使い方

「電子の流れ」「電子回路」などと、使います。

日常会話で、電子を使う場合には、「電子化」「電子マネー」などということが多くなります。

「電気」と「電子」の違い

「電気」は、「電子」の流れである「電流」や、雷、静電気などの現象を表す総称です。

また、電球を表すこともあります。

「電子」は、マイナスを帯びた小さい又は大きさのない素粒子のことを表します。

違いは、「電気」はいろいろなものを指すのに対し、「電子」は点であることです。

「電気」の例文

・『彼女を初めて目にしたとき、体中に電気がはしった』
・『脳は、電気信号によって動いているとされています』
・『家に帰ったら、誰もいないのに電気が点いていた』

「電子」の例文

・『電子レンジに卵を入れたら、爆発してしまいました』
・『コンサートに行きたいのですが、電子チケットを購入することが出来ません』

まとめ

「電気」と呼ばれる現象には、「電子」が関わっています。

電子の存在が分かる前から、電気に関係する現象は研究されていました。