「LPレコード」と「EPレコード」の違いとは?分かりやすく解釈

「LPレコード」と「EPレコード」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「LPレコード」「EPレコード」の違いを分かりやすく説明していきます。

「LPレコード」とは?

12インチサイズ(30cm)のレコードで、基本的にはフルアルバムという立ち位置になります。

A面B面あわせて33回転で39分、45回転で29分となっています。

音質を重視した12インチシングルも存在しており、この場合収録曲はA面B面で2曲のみとなっています。

ジャケットが音楽にかかわる製品では最大級のサイズであることも特徴的で、レーザーディスクのディスクサイズはLPレコードとほぽ同じサイズとなっていました。

これ以上のサイズのレコードの取り扱いは難しいものと言えるでしょう。


「EPレコード」とは?

45回転の7インチレコードのことで、シングルよりは曲が多く収録されていることが基本で、Extended Playの略がEPとなっています。

収録時間は両面で10分となっています。

そのため、2曲のみというケースも見られます。

サイズ的に手頃で中古レコード店で大きなスペースで置かれているのはだいたいEPレコードであると言えるでしょう。

レコード以外のメディアでは7インチというサイズは採用されていません。

EPレコードは定形の袋に入っており紙のジャケットになっていました。


「LPレコード」と「EPレコード」の違い

「LPレコード」「EPレコード」の違いを、分かりやすく解説します。

「LPレコードは基本的にフルアルバム的な立ち位置で12インチサイズとなっています。

「EPレコード」は7インチサイズとなり、CDで言うシングルまたはマキシシングル的な立ち位置となっており、安価になっていました。

12インチシングルという高音質なシングルレコードも存在していたこともポイントで、これに近い手法はCDには見られません。

まとめ

「LPレコード」「EPレコード」はレコードの種類のことで、サイズ的な違いでとらえられ、LPレコードのほうが多く収録できるものとなっています。