この記事では、「ロッククライミング」と「フリークライミング」と「ボルダリング」の違いを分かりやすく説明していきます。
3つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。
「ロッククライミング」とは?
「ロッククライミング」は「rock climbing」と英語表記します。
「ロッククライミング」は、「岩壁をよじ登ること。
また、その技術」という意味があります。
「ロッククライミング」の言葉の使い方
大きな岩壁を上ることを趣味にする人がいます。
前人未到の岩の登攀に挑戦する人がいる場合は、「まだ誰も登ったことがない岩壁を登攀するのが、ロッククライミングの醍醐味だ」などという文章を作ることができます。
「フリークライミング」とは?
「フリークライミング」は「free climbing」と英語表記します。
「フリークライミング」は、「安全確保の目的以外には、ハーケンやロープなどの道具を用いない、ロッククライミングのこと」という意味があります。
命綱としてロープなどを体につなぐことはありますが、登攀目的で道具を使うことはない「ロッククライミング」を意味します。
近年は、自然の岩壁だけでなく、人工壁が普及しています。
「フリークライミング」の言葉の使い方
自治体がお金を出して、人工壁を作ったため、市民が趣味として登攀することを楽しむようになったという場面があるかもしれません。
この場合は、「自治体が人工壁を設置してから、フリークライミングを楽しむ市民が増えた」などという文章にできます。
「ボルダリング」とは?
「ボルダリング」は「bouldering」と英語表記します。
「ボルダリング」は、「ロープやハーネスを装着せず、飛び降りることができる、低い岩壁、人工壁をよじ登るスポーツのこと」という意味があります。
「ボルダリング」の言葉の使い方
低い岩壁や人工壁をよじ登るのは、体一つでできる手軽な趣味と言えるかもしれません。
そのため、「会社帰りに楽しめる、ボルダリングにはまっている」などという文章を作ることができます。
「ロッククライミング」と「フリークライミング」と「ボルダリング」の違い
「ロッククライミング」と「フリークライミング」と「ボルダリング」のいずれも、岩壁や人工壁をよじ登ることを意味する言葉になります。
ただし、「ロッククライミング」は、様々な道具を使って、岩壁をよじ登ることが認められているのに対して、「フリークライミング」は、命綱としてロープやハーネスを付けることは認められていますが、登攀のために道具を使うことは認められていないという違いがあります。
さらに「ボルダリング」は、落ちても大丈夫な高さの壁で行うため、命綱すら装着しないという違いがあります。
まとめ
「ロッククライミング」と「フリークライミング」と「ボルダリング」の違いについて見てきました。
3つの言葉には明確な意味の違いがありました。
3つ言葉の意味の違いを知ることで、趣味として登攀を楽しむときの参考になるかもしれません。