この記事では、光インターネットサービスの契約方式に見られる「マンションタイプ」と「ファミリータイプ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マンションタイプ」とは?
光インターネットサービスの契約方式で、集合住宅向けのものとなっていますが、1本の光ファイバーを複数の家庭でで共用利用するため、最大速度で100Mbpsとなるケースが多いです。
契約個数でプランが変わりますが、これはマンションやアパートの世帯数によるものとなります。
アパートやマンションに光回線が用意されているかで工事の手間が変わり、最新のものであれば宅内工事が無しでもインターネットが使えるというケースもありえます。
ただし設備によってはマンションタイプが使用できず、設備設置と工事が必要なファミリータイプになることもありえます。
「ファミリータイプ」とは?
光インターネットサービスの契約方式で、戸建住宅向けのサービスとなっています。
回線の分岐がないため、最大1Gbpsのサービスが基本であることもあり、数値が同じであってもマンションタイプよりも速度が安定して早いというメリットがあります。
また、マンションタイプは100Mbpsとなるケースもあり、速度と安定性ではファミリータイプにはかないません。
反面、ファミリータイプの方が価格は高くなります。
マンションでも許可が得られればファミリータイプを使うことが可能なケースもありますが、光インターネットの選択肢が多い場合もあるので速度、利用ケース、価格などで判断すると良いでしょう。
接続工事などもファミリータイプの方が多くなり壁に穴をあけるということもあります。
NURO光など光インターネットサービスによってはファミリータイプ寄りのサービスをマンションにも戸建てにも提供しているものもあります。
「マンションタイプ」と「ファミリータイプ」の違い
「マンションタイプ」と「ファミリータイプ」の違いを、分かりやすく解説します。
「マンションタイプ」と「ファミリータイプ」は光インターネットの接続方式で、戸建て住宅に住む人はマンションタイプは選べません。
マンションやアパートに住む人はマンションタイプが基本になりますが、ファミリータイプを使うケースもありえます。
速度的には一本のケーブルを分岐せずに使うファミリータイプのほうが早く、安定性も上です。
料金的には設備が少なくて済むマンションタイプのほうが安く済み、工事も少なく終わる場合もあります。
NURO光など高速インターネットサービスはファミリータイプに近いものと言えます。
まとめ
光インターネットサービスの「マンションタイプ」と「ファミリータイプ」は自由に選択できるとは限らないもので、戸建住宅においてマンションタイプは選べません。
マンションでファミリータイプを使うということは可能で、速度面を重視する場合やマンションタイプの設置が難しいときにファミリータイプを使うということがあります。