この記事では、「ブラックフライデー」と「サイバーマンデー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ブラックフライデー」とは?
アメリカ合衆国で発祥した11月の第4木曜日の感謝祭の翌日の金曜日以降の商戦、セールのことを指す言葉で、2020年辺りから日本の家電量販店やスーパーにも導入されるケースが目立つようになっています。
期間としては1週間程度が多いようです。
また、金曜日に発生した金融恐慌・金融危機も指すという幅広い言葉です。
ただし1929年以降直接的にブラックフライデーに含まれる金融恐慌は金曜日には発生しておらず、金曜日以外では別の名前が金融恐慌に対してつけられます。
現在では過去のブラックフライデーを繰り返させないという方向性で使われることもあります。
セール・商戦という意味でのブラックフライデーは商戦での渋滞や交通整理のために警備員や警察官が忙しくなるということが由来とされています。
「サイバーマンデー」とは?
アメリカ発祥の、感謝祭が終わった次の月曜日から始まるオンラインショッピングのセールのことです。
サイバーなのでオンラインショップが中心ですが、パソコン・スマホ販売店で名乗らないこともないと言えます。
オンラインショッピングのセールにおいては商品のジャンルは問わず、パソコンから衣料品まで幅広く扱われます。
ただしブラックフライデーからのセールが始まっているためセールがかぶっているとも言えます。
オンラインショッピングサイトごとに実施するかを決めていて、2012年以降からAmazonはサイバーマンデーを開催していましたが、2021年においてAmazonはブラックフライデーに一本化してサイバーマンデーは名乗りませんでした。
「ブラックフライデー」と「サイバーマンデー」の違い
「ブラックフライデー」と「サイバーマンデー」の違いを、分かりやすく解説します。
ともにアメリカ発祥の言葉で、ブラックフライデーは金融危機とセールの両面の意味がありますが、毎年行われるのはセールとなり、金融危機は防ぐべき対称となります。
セールのブラックフライデーは感謝祭が終わった後の金曜日から実際の店舗を持つ店で開催されます。
サイバーマンデーは感謝祭が終わった次の月曜日から行われるオンラインショッピングのセールとなっており、セール期間がかぶっているのも特徴です。
そのためブラックフライデーに一本化するケースも見られますが、逆のサイバーマンデーに一本化するケースはセール期間が短くなるデメリット、実店舗は名乗りづらいセール名であることもあってありません。
まとめ
ブラックフライデーとサイバーマンデーは11月末のセールとなっており、日本でも導入されるケースがいくつか見られます。
アメリカ発祥のサービスではより行いやすいもので、クリスマス商戦前の大きなセールとしての存在感があるものです。
ただしサイバーマンデーは期間が短くオンラインショッピングのみとなっていて、ブラックフライデーに一本化する動きも見られます。