この記事では、「国語辞典」と「百科事典」の違いを分かりやすく説明していきます。
辞書の種類を調べていきましょう。
「国語辞典」とは?
国語辞典(こくごじてん)とは、日本語を分かりやすく解説したもの。
漢字や単語、カタカナ語など身近な日本語をただしく理解するための辞典です。
「アイス」や「つき」など調べたい文字を引いていくと、2行や3行の文章で分かりやすく説明してあります。
その言葉の本来の意味、語源、使い方について短文で説明している辞書が国語辞典です。
国語辞典は小学生向け、中高校生向けなど年齢によって選ぶこともできます。
対象年齢にあった辞典を選ぶことで、授業にあった内容を学べます。
また最近では流行語や新語など、現代らしい言葉をのせた国語辞典も人気となっています。
日本語は生き物なので、その都度変化していくもの。
ときには新しい国語辞典をそろえて、フレッシュな言葉を学ぶのもおすすめです。
「百科事典」とは?
百科事典(ひゃっかじてん)とは、魚や昆虫、花や宇宙などあらゆる分野の知識を分かりやすく説明したもの。
百科事典の「百科」には「色々な分野」という広い意味があります。
つまり身近な暮らしの「なぜ・どうして」を分かりやすく、解説した辞典が百科事典です。
百科事典は「あいうえお」もしくは「ABC」などのアルファベットをつかい調べたい単語を引いていきます。
イメージが膨らみやすいように、植物や星座のイラストを交えて説明してくれている項目もあります。
百科事典が自宅にあると世界がひとつ広がり、知的好奇心が刺激されるようになります。
子供部屋やリビングに置いておきたい、暮らしの必需品です。
「国語辞典」と「百科事典」の違い
どちらも人気の辞典です。
「国語辞典」と「百科事典」の違いを、分かりやすく解説します。
・辞典と事典の違い
国語辞典も百科事典も、ぶ厚い書籍をいいます。
小説や雑誌よりも重たくて、どっしりした印象の本になっています。
「国語辞典」と「百科事典」の大きな差は、辞典と事典の違いです。
辞典は文字や使い方について、くわしく解説した本のこと。
そして事典はある事や物について、その内容をくわしく説明した本です。
そのため国語辞典は日本語の成り立ちや文法、意味について分かりやすくしめした辞典となります。
一方で百科事典は科学や植物、宇宙など幅広い分野についてその内容を説明した事典です。
国語辞典が日本語の意味を調べるときに使うのに対して、百科事典は日常にまつわる不思議を解決していく場合に使います。
それぞれ役目は異なっているので、別々の本になっています。
まとめ
「国語辞典」と「百科事典」の違いを分かりやすくお伝えしました。
国語辞典は日本語の意味や文法を知るための本です。
そして百科事典は星座や花、科学など日常生活の疑問を解決していく本です。
どちらも日々の学習を深めてくれる、おすすめの書籍です。
暮らしにあった一冊を選んでいきましょう。