「エンパス」と「hsp」の違いとは?分かりやすく解釈

「エンパス」と「hsp」の違い専門用語・業界用語

この記事では「エンパス」「hsp」の違いについて紹介します。

エンパスとは?

エンパスとは、共感力が人並み外れて高い人のことをいいます。

英語では「empath」と書きます。

共感力を意味する「empathy」を持つ人という意味の言葉です。

エンパスは病気などではありませんが、共感力が高すぎるために傷つきやすかったり疲れやすかったりします。

例えば、人の気持ちを聞いていただけなのに自分の感情のように感じてしまったり、テレビで残酷なニュースが流れていると辛く感じてしまうといったことがあります。

また、他人が怒られているのを見ると、自分が怒られているように感じたりもします。


hspとは?

hspは、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」のことをいいます。

生まれつき神経が細やかで感受性が強い性質を持っている人をhspと呼んでいます。

5人に1人はhspと考えられており、病気などではありません。

視覚や聴覚、嗅覚など五感が敏感で、他人が気にならないような音や光、匂いが気になったりします。

それから相手の感情の影響を受けやすかったり、刺激に対する反応が出やすいというのもhspの特徴になります。

対人関係に悩みを抱えていたり、些細な音が気になって仕方ないなど生きづらさを感じることも多いです。


エンパスとhspの違い

エンパスはhspの一種で、特に感情に敏感な人をいいます。

hspには様々なタイプがあります。

例えば、肌に触れる感覚が敏感なので、肌触りが良い服しか着ないといったこともあるでしょう。

また、些細なことに敏感に反応しストレスを感じている人もいます。

hspの中には共感力が高い人も多いですが、その中でも人並以上に共感力が高いのがエンパスになります。

まとめ

hspの中にエンパスがいますが、hspだからといってエンパスとは限りません。

hspにはエンパスではない人もいます。