この記事では、「懇意」と「好意」の違いを分かりやすく説明していきます。
「懇意」とは?
懇意とは、こんいという読み方をすべき言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば分かる様に、真心がこもるといった意味の懇の漢字に、心の中の思いといった意味がある意の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ懇意は、親しい付き合いがある事を表すのです。
「懇意」の言葉の使い方
懇意は、親しく交際しているという意味で使われる言葉となっています。
例えば普段から良く遊んでいる仲の良い友達を他人に紹介する時等に、彼とは懇意にしています、といった形でこの言葉を使って表現するのです。
「好意」とは?
好意は、こういという読み方をする言葉となっています。
文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、このむとか愛するといった意味を持っている好の文字に、考えや気持ちといった意味を有する意の文字を加える事で完成した言葉です。
以上の事から好意は、人に対して抱く好ましい気持ちを示すのです。
「好意」の言葉の使い方
好意は、その人に抱く親しみや好ましい思いに対して用いる言葉となっています。
例えば恋心を持つ相手がいる場合には、その人に対して好意を抱く、という風にこの言葉を使用して表現したりするのです。
「懇意」と「好意」の違い
懇意と好意の文字表記を並べて見比べを行ってみると、最初に懇と好という漢字の違いがある事に気付く事が出来ます。
所がその後に続くのは共に、同じ意の漢字であり、読み方もこんいとこういでかなり似ている言葉同士です。
ただし持つ意味合いには違いがあるので、そこを把握すればきちんと使い分けが出来ます。
まず懇意は、仲良く付き合っている事を表すのです。
一方の好意は、ある人物に対して好ましく思う気持ちを示します。
まとめ
2つの言葉は、読み方も似ている上に、同じ意の漢字を用いる言葉同士です。
ですが示す意味には相違点があるので、そこを理解すれば難なく使い分けが出来ます。
ちなみに懇意は、相手と親しく交際している事を表す際に使用する言葉です。
対する好意は、とある人物を好ましく感じる気持ちを示す際に用いる言葉となっています。